家族に心底なりたくない…新妻が衝撃を受けた「義母のとんでもない仰天行動」【後編】

文・mimi — 2022.1.30
義母の身勝手な行動に悩む陽子さん(仮名・38歳)は、結婚式の日程、ドレス、料理等すべて義母に決められてしまい、途方にくれていました。当初は家族が増える喜びを感じていましたが、家族になることが恥ずかしいと感じてしまう決定的な事件が起こります。

指輪の購入は…

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「結婚式が、すべて義母の言いなりになってショックを受けていた私を見かねて、夫が結婚指輪選びに連れて行ってくれました。憧れのハイブランドをいくつか回り、パンフレットを見ながらどれにしようか悩んでいました。すると、なんということでしょう、『勝手に見て回らないで!』と義母からものすごい剣幕で怒られたのです。古くからお世話になっている宝石店があり、そこでの購入を命令されました。これには夫もかなり反論してくれましたが、これから家族になる義母とのトラブルはなるべく避けたかったので、泣く泣く受け入れました」

前撮り後の食事会での宣言

「結婚式の前撮りにも、もちろん義母はついてきました。自分が撮られるわけでもないのに、紋付の着物を着て登場です。その服装だけでも嫌だったのに、私のメイク中はもちろん、着替え中で下着姿の時でさえいちいち覗きに来て、スタッフのかたが『まだですから』とフォローしてくださっても、入ろうとして、非常に不愉快でした」

「この前撮りには私の父も見学に来ており、せっかくだからと急遽食事会になりました。その席上で義母は『陽子さんを立派なファーストレディにさせてみせます』と声高らかに宣言していました。みなドン引きです。ちなみに、夫は政治家でも、政治家になる予定もありません」

こんな人と家族になりたくない

「最後に、義母と縁を切りたいと決定づけた出来事を紹介します。結婚式では、和装も予定していました。もちろん、その打ち合わせにも義母がついてきました。式場のかたが『まずは白無垢から…』と何枚か出してくれたんです。すると義母は『ちょっと広げてみてもいいかしら?』といって、そのまま自分が試着をし始めたんです。鏡の前で『これは白すぎるわね』などと言い、結局出してもらった白無垢すべてに袖を通しました。これには私だけでなく、式場のスタッフさんもビックリを通り越して失笑。恥ずかしいやら、一刻も早くその場を立ち去りたいやらで、どれを選んだかもはや記憶にありません」


新妻の優しさにつけ込んだ義母のありえない行動【前編】はこちらをどうぞ。
https://ananweb.jp/anan/396691/

強烈すぎる義母をもつ陽子さん。結婚式を乗り越え、現在は二人のお子さんに恵まれ幸せに過ごしているそう。しかし、義実家トラブルは絶えないようです。

©Motortion/Gettyimages