義母から毎日来るLINE… 追い詰められた30代妻がとった「大胆な行動」【後編】

文・塚田牧夫 — 2022.1.14
出産後、子どもの名前をめぐり義母とのあいだに大きな亀裂が生じてしまったという麗奈さん(仮名・33歳)。今回は、どのようにして決着をつけたのか、詳しく伺いました。

義母からの頻繁なLINEに…

「出産後、義母と子どもの名前で揉めていたものの、出生届の提出期限が迫ってきていました。それまでには子どもの名前を決めなければいけません。でも、義母との意見の食い違いが解消できずにいました。

強行突破も考えましたが、やはりこれからの関係を考えるとそれはできません。なんとかして折り合いをつけたかったんです。

その頃、義母からは毎日LINEが届くように。その際に新たな名前を提案してくるのですが、やはり『徳』の文字を入れることは譲れないようでした。もはや当時はLINEの通知音が鳴るたびに、憂鬱な気分になっていましたね」

義母のとった卑怯な手段

「あるとき、私の母親から連絡が来たんです。そこで、“大丈夫?”と義母との関係を心配されました。なんと義母は私の実家に連絡を入れ、私の両親を説得することで私を丸め込もうとしていたのです。

そして、母親からは“後々のことを考えると、ここは従った方がいいかもしれない”と言われました。

母親がそういう意見になるのは仕方ないかなと思ったんです。でも、そんな状況に持ち込んだ義母のことはとても卑怯だと思いました。そして私は、あることを決断したのです」

義母を断ち切った行動

「このままでは娘のためにならないと思い、義母と距離を置くために、引っ越しを決意しました。今までは30分ほどの距離でしたが、2時間はかかる距離に引っ越そうと考えたのです。

それを夫に伝えると、“仕方ない”と受け入れてくれました。職場までは遠くなってしまいますが、“子どものことを1番に考えるのなら”と、賛成してくれました。そして、2人の意見が固まったところで、それを義母に伝えたんです。

すると、義母は見るからに狼狽えていました。そして、“それはやめて欲しい”と、とうとう折れてくれたのです。

その結果、娘の名前は『あおい』に決まり、無事に期限内に出生届を出すことができました」


妻が絶句した「義母の信じられない一言」とは…!? 前編はこちら。



“出産後に義母との関係に亀裂が生じた妻の告白”をご紹介しました。

結婚をすると様々なことが夫婦だけの問題ではすまなくなり、ときに親族が関わってくる場合もあります。とはいえ、それが原因で夫婦関係が崩れてしまわないように、夫婦間で足並みをそろえられるといいのでしょう。

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