もう限界…! 実家で起きた“不倫夫をかばう義母”との「壮絶すぎる修羅場」2選

文・並木まき — 2021.2.9
夫の義実家には独特の空気感があり、アウェイな環境と感じてしまう妻も少なくないようです。しかも、時として、そこでは夫の浮気をめぐって壮絶な修羅場が繰り広げられるようで……。今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、“不倫夫をかばう義母との壮絶すぎる修羅場エピソード”を2つご紹介します。

1:息子が浮気をしたのは息子の妻のせい

「元夫が浮気をした年のお正月に、義実家に帰省したときのこと。その前から、義母には夫の浮気を報告していたものの、私が電話で報告をしたときにも『ふーん』って感じだったので、違和感があったんです。

そうしたら、帰省した際にいきなり義母から『うちの息子を浮気に走らせるなんて、あなたは、よほど妻としての責務を怠っているんじゃないか』と罵られて、びっくり……。ちょうど同時期に、私の友人の夫も浮気していたのですが、その友人の義母は、息子である友人の夫の浮気のことを平謝りしていたと聞いていたので、その落差に愕然としました。

義母には不倫をした息子を恥じる様子は一切なく、『真面目な息子が浮気をするなんて、よほど家庭が荒んでいたのだろう』と、すべて私のせいにしてきました。最初のうちは黙って聞いていたんですが、堪え切れず1時間くらいしたところで私も義母に『浮気をするような息子に育てておいて、偉そうなことを言わないでください』と言い返したのをきっかけに、義実家にて義母と激しい口論に発展。

義父はすでに他界しているので、その様子は元夫だけが見ていたのですが、ニタニタ笑っているだけで仲裁にも入ってくれませんでした。それから3か月後に元夫とは離婚が成立しましたが、今思い返しても不愉快です」(39歳女性/専門職)

いくつになっても、我が息子はかわいいというのが義母の心理なのかもしれません。しかし浮気は、そう簡単に許されるべき行為でないはず。それにも関わらず、息子の非を棚に上げて、浮気の原因を息子の妻のせいにする義母とは、修羅場を迎えても無理はないでしょう。

2:浮気の末の離婚話で

「元夫の浮気が判明したとき、夫婦間で離婚の話を進めていました。しかし、慰謝料に関して揉めてしまい、夫婦間では決着がつかなかったため、元夫の実家で義母と義父も交えて話し合いをすることに……。

ところが、いざ慰謝料の金額の話になると、義母は『息子はお金がないから、慰謝料は取らないであげて』の一点張り。義父はダンマリを決め込んでいたようで、何も意見を言ってくれず、ひたすら義母が『離婚は、浮気をした息子が悪いけれど、お金は諦めて』『ないんだから払えない』と主張されました。

しかし、元夫の実家は事業をしていて、それなりに資産もあるお家。さらに、元夫は義父の会社で役員をしていました。明らかに慰謝料を払う余裕はありそうなのに、まるで1円も払いたくないかのように主張する義母には、さすがに私もカチンときてしまい、激しい口論に。

さんざん罵り合った挙句、見るに見かねた義父が真実を話し出し、義母の指示で元夫の給料を慰謝料対策のために大幅に減額していたことも知りました。そこまでして慰謝料をケチろうとした義母の姿勢に心底呆れましたね。

半年もかけて弁護士を入れて話し合い、それ相応の慰謝料をもらって離婚することができましたが、すんなりと離婚が進まず、当時は相当疲れました」(43歳女性/IT)

離婚話に限らず、慰謝料などお金の話になると本性をあらわす人は少なくありません。不倫をした息子をかばい、慰謝料をケチろうとする義母には、怒りを通り越して呆れてしまう人も多いのではないでしょうか。

世の中の義母のなかには、いくつになっても息子がかわいくて仕方がないという人も少なからずいます。ましてや、不倫をした息子のことも全力でかばおうとする義母がいるとなると、夫の不倫発覚後に妻はとてつもなく苦労をすることになりかねません。

そのため、なかには壮絶な修羅場を迎え、“義母”対“妻”の全面闘争に発展する事例もあります。本当は結婚前の段階で義母の本性まで見抜けるのがベストでしょうが、なかなかそうもいかないのが現実なのかもしれません。

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