職場でカラダの関係… 女性が語る「不倫のキッカケ」【昼顔妻の告白 前編】

文・塚田牧夫 — 2020.12.13
恋愛をするなら、穏やかで楽しく幸せでありたいはず。わざわざ茨の道を進むような人は少ないでしょう。それにもかかわらず、不倫という関係に堕ちてしまう人もいます。そこにはいったいどんな心理が働いているのか。綾香さん(仮名・32歳)に、不倫に至るキッカケや経緯を交えて体験談を語ってもらいました。

不倫相手との出会いは?

不倫記事画像①

「4年前に結婚して、夫と2人で暮らしています。家から電車で2駅の小さなクリニックで事務をしています。そこには患者さんのほかに、製薬会社の人もよく出入りするんですね。そのなかのひとり、和樹さん(仮名)という男性が、私がのちに不倫に堕ちる相手です。

彼は当時、入社2年目の24歳。学生時代に柔道をやっていて、ガッチリとした体型。ドアを開けて入ってくるとき、“おはようございます!”と大きな声で挨拶する姿が印象的な好青年でした」

惹かれたポイントはどこ?

「出入りしている製薬会社の方は何人かいたんですが、なかでも和樹さんは先生のお気に入りでした。先生も元柔道経験者で、体育会系だったので、馬が合ったんでしょう。

彼は先生の部屋に入る前も、“失礼します!”と大きな声を出すんですが、先生から“声が小さい!”と冗談交じりに言われ、何度かやり直す様子がなんだか可愛くて……。

先生は私にとってちょっと怖い存在でもあったので、そのやり取りを見てホッとするところがありました。先生だけでなく、私たちスタッフへの対応が誠実なのも良かったです」

不倫に堕ちたキッカケは?

「うちのクリニックは、忘年会を盛大におこなうんですね。いつもスタッフや製薬会社の人を集めて20人ぐらい集めていました。

和樹さんと接近したのは、その2次会でのこと。先生をタクシーで送ったあと、残った数人でカラオケに行きました。そこで和樹さんの歌った曲が、私が昔付き合っていた人が大好きだった曲だったんです。思わず聞き入ってしまいました。

また、彼の直立不動で熱唱する姿も、歌のイメージと合っていたんですよね。真剣に聞いている私を見て、和樹さんが声をかけてきました。元カレのことを伝えると、話が盛り上がり、初めてそこで連絡先を交換しました」

カラダの関係を持ったのはいつ?

Couple in bed in the morning

「年が明けて、私のほうから食事に誘いました。仕事の話からプライベートなことまで、いろんな話をしました。

和樹さんは、とにかくリアクションが大きかったですね。“マジっすか!”“ありえねぇ!”と、大きなカラダを揺らしながら私の話を聞いてくれました。

店を出たところで、沈黙が訪れました。和樹さんからは誘ってくれそうもなかったので、私のほうから手をつなぎました。そのままホテルへと向かい、カラダの関係に……。

それからたびたび彼とは、食事をしてホテルへというデートを重ねました。もちろん、クリニックで会っても、親しい素振りは見せません。でも、気分は良かったですね。彼はほかの女性スタッフからの評判も良かったので、優越感に浸っていたんだと思います」

和樹さんと関係を持ったことで、日常の景色が少しだけ華やかになったように感じたそう。とはいえ、不倫は罪深い行為。いつかその代償を払わなければいけない日が来ることも、想定しておかなければいけないでしょう。

彼女が迎える結末とは…? 後編に続く

以上、“不倫に堕ちた女性が語る「不倫のキッカケ」”をご紹介しました。今「私は大丈夫だから……」と考えているあなたも、ちょっとした出来事から、いばらの道に足を踏み入れてしまうかもしれません。くれぐれもお気を付けくださいね。

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