りんご、ねぶた、海鮮、自然に温泉…青森を堪能できる「星野リゾート 青森屋」の魅力

ライフスタイル
2023.10.23
本州の一番北にある青森といえば、豊かな自然と食、そしてエンタメ感たっぷりの郷土文化を持つ魅力的な県。その楽しさを思い切り味わう旅に、出かけましょう!

星野リゾート 青森屋

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青森と聞いて思い浮かぶもの。りんご、ねぶた、海鮮、自然、そして気持ちの良い温泉…。その魅力は奥深く、一度の旅行でも虜になる人が続出。そんな青森の楽しさを泊まるだけでたっぷり味わえるのが、この「星野リゾート 青森屋」。東京ドーム16個分という広大な敷地の中に、大きな池や古民家、温泉にねぶた祭が見られるショーのステージまで併設する、エンターテインメントホテルです。

チェックイン時間より早めに到着したら、まずは事前に予約した馬車で公園を散策。実は青森屋がある三沢周辺は、かつては旧南部藩最大の馬の放牧地で、馬とのつながりが深い地域。そんな説明を聞きながら池の周りをぐるっと一周。景色の美しさと馬の蹄の音で、すっかりリラックス。ここまでの旅の疲れを癒すのに最適です。

チェックインしたら、宿自慢のお風呂に直行! このホテル、本館に2つ、そして本館から少し離れたところにある「元湯」の3つの温泉が楽しめる。1日目は内風呂「ひば湯」と露天風呂「浮湯」へ。青森ヒバの香りが漂う内風呂は、何度深呼吸しても足りないくらいの心地よさ。滝を眺めながら池にぽっかり浮かんだ感覚が味わえる「浮湯」は、まさに唯一無二。ちなみに24時まで入れるので、星を眺めながらの入浴も可能です。

晩ごはんまでの時間は、ホテルの中にある「じゃわめぐ広場」で、りんご射的をしたり、りんごの木に付いた蛇口から出るりんごジュースで喉を潤したりなど、お祭り気分を味わおう。体も心もほぐれたあたりが夕食のタイミング。おすすめは「のれそれ食堂」でのビュッフェ。新鮮な海鮮や郷土料理を、のれそれ(めいっぱい)味わえます。お腹が満たされたら、いよいよ祭りの時間です。「みちのく祭りや」というショー会場で本物のねぶたとともに熱いパフォーマンスを見せてくれるのは、なんとこのホテルで働く従業員の皆さん! その熱気は凄まじく、部屋に帰るときには思わず“ラッセラー、ラッセラー”と口にしてしまうほどでした。

ホテルには6種類の部屋があり、青森文化にどっぷり浸りたいならば、四方八方にねぶたが飾られた「青森ねぶたの間」がおすすめ。そして泊まったら、部屋の呼び鈴を押してみるのをお忘れなく。

朝は送迎バスに乗って「元湯」へ。窓に飾られた津軽びいどろ越しに注ぐ朝日の美しさは感動もの。チルな気分のまま、古民家レストラン「南部曲屋(なんぶまがりや)」で朝ごはん。郷土食の貝焼きや小鉢も美味しいのですが、土鍋ご飯のお茶漬けが絶品! 出汁の美味しさに誘われ、朝からおかわり必至です。

チェックアウトは12時ですが、ちょっと早めに部屋を出て、池の畔にある「八幡馬(やわたうま)ラウンジ」で出発前のひとときを。この時期はりんごのクッションやランプで「りんごラウンジ」となっていて、県産のシードルやかわいいスイーツが楽しめます。

ホテルのスタッフに「へばな(またね)」の旗を振られながら、いざ出発。たった1泊2日でも、きっと心には青森を広く旅したような感覚が残っているはずです。

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紅葉に染まる池の周りを馬車に揺られてのんびり散策。りんごを2つお土産にもらえる「紅葉りんご馬車」のアクティビティも。¥1,650(要予約)

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蛇口をひねると出てくるのは甘酸っぱいりんごジュース!

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青森といえば肉厚なホタテ!

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幻想的な温泉の入り口。

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四方八方全部ねぶた! たった1部屋しかない「青森ねぶたの間」。

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まるで池に浮いているような露天風呂「浮湯」。

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青森の食文化が楽しめる朝食¥4,400(内容は季節ごとに変わります)

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池を眺めながらくつろげる「八幡馬ラウンジ」は、11月29日までりんごで彩られた「りんごラウンジ」に。ドリンク、スイーツ込みの入場料¥2,200

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この時期限定の絶品りんごスイーツはぜひとも味わって!

星野リゾート 青森屋

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三沢市字古間木山56 TEL:050・3134・8094(星野リゾート予約センター) 客室数/236室 チェックイン15:00 チェックアウト12:00 料金/「あずまし」1泊2食付き¥19,000~(2名1室利用時1名あたり) 「青森ねぶたの間」1泊2食付き¥36,500~(2名1室利用時1名あたり) アクセス/青い森鉄道三沢駅から徒歩約15分、JR八戸駅から車で約40分、三沢空港から車で約20分、三沢駅、三沢空港から無料の送迎バスあり(要予約) https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/

※『anan』2023年10月25日号より。写真・千倉志野

(by anan編集部)

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