ロコ・ソラーレを止めるチームは現れるか!? 日本カーリング選手権大会が開幕

エンタメ
2023.01.31
カーリングの日本選手権が1月28日に開幕。女子の大本命は、今や常に世界の大舞台での活躍が期待されるチームとなった、ロコ・ソラーレだ。

世界選手権への切符を手にするのは…?

昨年2月の北京冬季五輪での銀メダル、そして5月の日本選手権優勝で昨シーズンを終えたロコ・ソラーレ。今シーズンも9月にはカナダに渡り、グランドスラムなどに出場しながらチーム力を高め、11月、パンコンチネンタルカーリング選手権に日本代表として出場し、見事優勝。初代チャンピオンに輝いた。

その結果、日本は3月18日からスウェーデンで開催される世界選手権の出場枠を獲得。しかし、世界選手権にはこの日本選手権で優勝したチームが日本代表として出場することになっている。自ら獲得した世界選手権ゆえ、ロコ・ソラーレとしてもここは譲れないところだ。

世界の強豪を相手に優勝争いをしてきたロコ・ソラーレを止めるチームは現れるのか? その一番手は、前年度準優勝の中部電力だろう。中部電力も2か月間のカナダ遠征でレベルアップを図ってきた。選手、コーチともに経験豊富なだけに侮れない存在。そして台風の目になりそうなのが、北海道銀行。発足からまだ2シーズン、メンバーの平均年齢20歳と若いチームながら、前年度3位。今大会も北海道予選を勝ち上がってきた。12月の軽井沢国際では、ロコ・ソラーレに競り勝っている。“打倒ロコ”で挑んでくる各チームの戦いぶりに注目したい。

男子はSC軽井沢クラブが優勝候補。同じくパンコンチネンタルで世界選手権出場枠を獲得。カナダツアーでも好成績を残し、帰国後、地元開催の軽井沢国際を優勝。連覇を狙うチームに隙はない。男子も若いチームに勢いがある。9月のアドヴィックスカップ、12月の全日本大学対抗を制した札幌国際大学だ。前年度、プレーオフで勝ちながら決勝でSC軽井沢クラブに敗れているだけに、雪辱を期したいところ。男子の優勝チームは、4月1日からカナダで行われる世界選手権に出場する。

日本一を決めるだけでなく、世界へとつながる重要な大会。その先、3年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪も視野に入れた氷上の熱い戦いから目が離せない!

世界での強さをここでも。ホームで連覇なるか!?

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ロコ・ソラーレ
左から、リードの吉田夕梨花、スキップの藤澤五月、セカンドの鈴木夕湖。

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新たに女子ナショナルチームのコーチだったリンド氏をチームのコーチに迎え、盤石の体制に。左・サードの吉田知那美。

2年連続の世界選手権代表を目指して!

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中部電力
左から、石郷岡葉純、スキップの北澤育恵、鈴木みのり。平昌五輪代表の両角友佑がコーチを務める。

安定感が増して、頭一つ抜けた存在に。

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SC軽井沢クラブ
左から、小泉聡、山本遵、山口剛史、スキップの栁澤李空。2連覇、最多更新となる通算10度目の優勝を目指す。

この一年でさらに成長、初優勝へ!

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札幌国際大学
左から、新野和志、青木豪、佐藤剣仁。ユニバーシティゲームズにも出場。右・荻原功暉。

第40回日本カーリング選手権大会 1月28日~2月5日 会場:北海道北見市 アドヴィックス常呂カーリングホール 男女とも9チームが出場。男女とも優勝チームが世界選手権に出場する。NHK総合、BS1にて放送予定。

※『anan』2023年2月1日号より。写真・JCA IDE

(by anan編集部)

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