スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回は『Hugh Morgan(ヒュー・モルガン)』のバニラスイーツです。
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バニラといったらみんな知っているいつもの王道フレーバー。でも実はもっと面白い。未知のバニラ体験は、スペシャリティ・バニラブランド『Hugh Morgan』のバニラスイーツ専門店にあり。「そもそもバニラビーンズはラン科の蔓植物の鞘を発酵させたもの。“プランフォリア”(ブルボンバニラ)と“タヒテンシス”(タヒチバニラ)、大きく分けて2つの品種が出回っています」と佐川優シェフ。三つ星フレンチ『レフェルヴェソンス』で食材を尊んできた彼女が、今度はバニラとまっすぐ向き合う。「品種はもちろん産地によっても、香りがまるで違うんです」。

スタンダードな香りのプランフォリアはバターケーキに。しっくりなじむバニラ香は、どこか懐かしい気分。バターサンドはバニラブランデー入りクリームの中に、インドネシア産タヒテンシスのバニラソースも忍ばせて。かじるとクリームのまろみに、ソースの華やぎが心地よく重なっていく。極めつきはプリン。バニラを生かすべく卵は卵白のみ。さらにはエクアドル産タヒテンシスを通常の10倍(プリン1個に1/2本!)も使うなんて、バニラ商だからなせるわざ。ひと匙いくととろり、野性味やウッド感に、色気まで放ちながらとろけ、いつもと違うバニラの世界に没入必至。カカオやワインみたいに、バニラもテロワールを楽しんで。

左から、プリン486円、バニラを贅沢に使ったバターケーキ「バニラケーキ」648円、バニラの鞘を粉にして混ぜ込んだ「クッキー」1箱648円、バターサンド1個540円。バニラはその時どきの最良のものを仕入れるため、使われるバニラも替わっていく(それもまた楽しみ!)。バニラそのものも販売していて、香りのトーン別に3種並ぶ。

Hugh Morgan 東京都千代田区大手町1‐9‐5 大手町フィナンシャルシティノースタワー1F TEL:03・6262・5888 11:00~19:00 土・日・祝日休

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。

※『anan』2022年7月13日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・chico 協力・UTUWA

(by anan編集部)

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