井上咲楽「吸水ショーツに替えてからは心も荷物もラクに」 愛用フェムケアアイテム

2022.4.24
昨年メディアで生理の悩みを告白し、大きな話題となった井上咲楽さん。いつも元気で明るい彼女が抱える等身大の想いを聞いてみました。

私とフェムケアの話。

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自分に合うアイテムで不安と不快を解消!

女性の心身の不調をサポートするアイテムやサービスの総称として、「フェムケア」「フェムテック」という言葉を頻繁に耳にするようになったのはここ数年のこと。フェムケア委員会の4人の中で特に多くのケアアイテムを愛用していたのが、今回の連載を担当する井上咲楽さん。

「初めは番組の企画で吸水ショーツを使用して、最近はデリケートゾーン用のソープと保湿クリームを使うようになりました。特に吸水ショーツには本当に感動しました。とにかく快適で、ラクちん! 最初は生理4日目以降など比較的経血量が少ないタイミングで使っていたのですが、最近は2日目の夜にも使用。私にとって欠かせないアイテムに」

聞くところによると、井上さんはテレビ番組の生放送前に極度の緊張から突然生理になり、経血が衣装についてしまった経験もあるのだとか。

「お仕事的に長時間椅子に座っていることもあるのですが、そうすると衣装に経血がついてしまわないか不安で…。だから念には念をと思って、以前はお昼でも40cmの夜用ナプキンやショーツタイプを使っていました。夜用ナプキンを持ち歩くとなると、バッグも本当にかさばるんですよ。それが吸水ショーツに替えてからは心も荷物もラクに。昔からナプキンが肌に擦れるのがストレスだったのですが、それを解消してくれたのも吸水ショーツ。吸水面が大きいショーツなどバリエーションも増えていて、自分のライフスタイルや経血量に合わせて選べるのも心強いです。たしかに毎回ショーツを予洗いするのは面倒に感じることもあるけど、私の場合はナプキンが肌に擦れる違和感と持ち運びの不便さのほうがツラい。最近は生理用品にもたくさん選択肢があるので、自分にとってぴったりのアイテムを見つけられると生活が変わりますよね」

井上さんといえば、いつも前向きで明るいイメージ。もし仕事の日に心身に不調があった時、どうしているかを聞いてみると…。

「以前、温泉ロケの日に生理がかぶってしまったことがありました。とはいえ“生理なので温泉には入れません”とはなかなか言えなくて。もし仮に私がそう言ったとしても周りに嫌な顔をされることはないのは分かっているのですが、自分はそういうことを言うキャラではないと思うと…正直、かなり悩みました。お仕事なのでもちろん時と場合によると思いますが、もし“ツラい”と言って受け入れてもらえる状況だとしたら、身近な人にはコンディションだけでも軽くでいいから伝えておく。そうするだけで自分の気持ちがラクになるんだと学びました」

結婚・妊娠・出産などの将来のライフイベントについて、現在22歳の井上さんの率直な想いとは?

「性格も見た目も人それぞれ違うように、生き方や選択肢も十人十色でいい。私自身もそうですが、今って“私はこういうことがやりたい!”と自立心が強い女性もすごく多いと思うんですよ。そうすると、ライフイベントが自分の目標を妨げるものになるんじゃないかと不安に感じる部分も正直あります。だから私は“何歳までには結婚したい!”などといった具体的な“数字”は持たないようにしていて、あくまで自分のやりたいことや目標を軸に生きていきたいと思っています。SNSを見たりすると、どうしても人と比べちゃうことも多い時代。でも人生は人それぞれということを心のどこかで分かっていれば、人のことも認められるし、もっと人にも自分にも優しくなれると思うんですよね」

井上さんのおすすめフェムケアアイテム

ベア「ベア シグネチャー ショーツ 03」

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吸水量は約125ml(※注)、安心感抜群の一枚。
ボクサー型の吸水ショーツ・Be‐A〈ベア〉のベア シグネチャー ショーツが進化。薄く&吸水量がさらにUPして、より快適に過ごせる仕様に。井上さんは同モデルの02(以前のデザイン)に出合って、サニタリー期間の過ごし方が大きく変わったそう。¥7,700(ベアジャパン TEL:0120・679・279)
※注:公的検査機関のデータを元に算出

いのうえ・さくら 1999年10月2日生まれ、栃木県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞を受賞し、デビュー。『新婚さんいらっしゃい!』の新アシスタントに就任。
パーカ¥25,300 ソックス¥3,190(共にニーミー/ニーミーカスタマーセンター ec@shop-neemee.com) ショーツ¥3,410(ロサンジェルス アパレル ジャパン TEL:03・5726・8717)

※『anan』2022年4月27日号より。写真・女鹿成二 スタイリスト・石川美久 ヘア&メイク・加藤志穂(PEACE MONKEY) 取材、文・広田香奈

(by anan編集部)