クイックツボ
ツボは10回ほどゆっくり押してみよう!
※持病がある方は医師の指示に従ってください。また、症状が続く場合など、気になる時は専門家の診察をお受けください。
朝だるくて起きられない【湧泉(ゆうせん)】
足裏を刺激して、全身のスイッチをオン。
ここを押す!
足裏の人差し指と中指の骨の間。足でグーをすると凹む辺りを、両手の親指を使い、強めに押す。気力や体力を高めてくれる効果がある。ゴルフボールなどを使ってもいい。
倦怠感【げき門(もん)】
深い呼吸がしやすくなり、気分も上向きに。
ここを押す!
腕の内側、手首と肘のシワを結んだ中央ラインの真ん中、やや親指側。膝の上や机の上に腕を乗せた状態で親指で刺激。その後、手のひらを反らすようにストレッチ。
緊張【神門(しんもん)】
心と繋がるツボで、落ち着きを取り戻そう。
ここを押す!
手首の内側。手首の関節の小指側で、骨と腱の間のくぼみを親指の先で押し込み、残りの指は手首を下から支える。心と繋がっているツボで、精神面を整えるのに役立つ。
イライラ【労宮(ろうきゅう)】
ストレスを感じた時に押せば、一気に脱力。
ここを押す!
手のひらの中指の骨を下に辿るとある、くぼみの少し薬指寄り。手を机の上などに乗せて、ペンなどで刺激。高ぶった神経を静める効果があり、集中力も高めてくれる。
石垣英俊さん 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表。東洋医学をベースに、痛みや不調と関わりの深い背骨に特化したヘルスケアを提唱。著書に『ココロとカラダの地図帳』(池田書店)など。
※『anan』2022年2月16日号より。イラスト・サヲリブラウン 斎藤ヨーコ 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)