下だけor目尻だけのポイント使いが気分。
大きな瞳と長いまつ毛が印象的な山賀琴子さん。普段はシャネルの黒マスカラを塗ることが多いけれど、気分を変えたい時はカラーマスカラを活用するという。
「目尻や下まつ毛にカラーマスカラを効かせるのが好き。今は8種類ほど持っていますが、オレンジや赤系が使いやすいですね」
夏場はブルーなどの明るい色でテンションを上げ、秋になったらバーガンディ系など深みのあるカラーメイクに挑戦したいそう。
「どの色でもそうですが、カラーマスカラを使う時は他のパーツの色みを抑えることがポイントに。マスカラの発色が際立つようなバランスを心がけています」
【1】伏せた目に艶やかさが滲む一枚ウワテなセクシー 賞
THREE「アートエクスプレッショニスト マスカラ X02」
ソフトな発色が今っぽさの鍵。
目元に色気をトッピングするボルドーマスカラは、ほんのりミルキーな色みがイマドキっぽい抜け感をメイク。キープワックスが入っており、カールのホールド力もバッチリ。10種類の植物成分を配合し、まつ毛のトリートメント効果も期待できる優秀な一本。「こっくりした深みのあるワイン系のカラーで、目元に大人っぽさを演出してくれます。しっかりとまつ毛に絡んでくれる、太くて濃密なブラシも秀逸!」。¥4,400 限定発売(THREE TEL:0120・898・003)
赤みカラー&ボリューム感で視線を引き込むドーリーアイに。「のびが良くて、サラッと塗るだけでしっかりボリュームが出ます。赤みのあるドラマティックなカラーも相まって、お人形さんのようなまつ毛になれました!」
【2】計算された絶妙トーンで一年中活躍間違いなしで 賞
ADDICTION「ザ マスカラ カラーニュアンス WP 005」
なじみ度良好で初心者に◎。
旬色が揃った新作マスカラの中でも要注目が、ブラウンみのあるこくまろオレンジ。鮮やかだけれど明るすぎず、ポップな春夏メイクにもシックな秋冬メイクにもハマりそう。軽やかな塗り心地で重ねてもダマになりにくく、まぶたにつきにくいウォータープルーフタイプ。「テラコッタ系は顔なじみも良く、誰もが取り入れやすいカラー。まつ毛一本一本に絡む細めのブラシで、かなりロングになった気が」。¥4,180(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)
「ツヤ感があって綺麗めに仕上がるので、普段使いしやすい一本。今回は上下で色を塗り分けてバイカラーに。ブルーと合わせるとグンと夏っぽい印象になります」。上下の色を変える遊びゴコロでカラーマスカラ上級者を狙って。
【3】おしゃれ心を刺激するモードな洗練カラー 賞
uneven「coloring mascara horizon」
主役級の存在感で目力UP。
ファッション感覚で楽しめる洒脱な色展開で大ヒット中のアニヴェンのマスカラ。海と空をイメージしているパキッとしたブルーは、ヘルシーでありながらどこか幻想的な目元に仕上がる。ウォータープルーフ処方で機能性も文句ナシ。「マットな質感で、とにかく発色がいい! 原色っぽい鮮やかなブルーが目元を涼しげに見せてくれます。カーブのあるブラシで細部まで塗りやすく、目尻だけのポイント使いにもぴったり」。¥1,650(uneven TEL:03・6712・5812)
真夏の強い日差しによく映えるファンタジックな目元が完成。「色の魅力を堪能したくて、上下のまつ毛にがっつりオン。ボリュームもかなり出るので、普段とイメージがガラリと変わってすごく印象的な目元になりました」
やまが・ことこ モデル、クリエイティブディレクター。1995年生まれ、北海道出身。モデルの活動に加え、豊富な知識を活かしたYouTube等での美容家としての活動も話題に。
※『anan』2021年9月1日号より。写真・五十嵐 洋 スタイリスト・大島有華 取材、文・真島絵麻里
(by anan編集部)