(1)腸内フローラは、生まれた時のファーストタッチで決まる。
【解説】赤ちゃんは無菌状態で生まれるが、最初に触れた人の腸内細菌に感染することがわかっている。ちなみに、「生まれた産院によって腸タイプが似てくる」という研究結果も。最終的には3歳までに触れたり食べたりしたものでだいたいの腸内細菌が決まる。
(2)お風呂に一緒に入ると腸内細菌がうつる。
【解説】日本人の腸内環境に意外と大きな影響を与えているのが、入浴だ。特に毎日一緒にお風呂に入っているカップルは、湯船を介して腸内細菌が伝染するため、血のつながりがなくても腸内環境が似るという報告がある。
(3)歯を磨かないとおならが出る。
【解説】歯と歯の間にガスを作り出すタイプの菌が存在しているため。お腹のガスを減らすには、食後だけでなく食前に歯を磨いたり、うがいをして、菌を飲み込まないようにすることが大切。
※『anan』2020年7月22日号より。イラスト・ナカオテッペイ 取材、文・瀬尾麻美
(by anan編集部)