ムダ毛処理の切り札はクリニックでの脱毛。
役割があって生えると聞いても、やっぱりムダにしか思えない体毛。その処理の最終手段は「クリニックでの永久脱毛」と皮膚科医で内科医の友利新先生友利先生。ただ、通うのが面倒…。
「毛周期があり、次の毛が生えるまで1か月半から2か月待ち、定期的に通わないといけません。なので、通う頻度を減らすことは無理なんです。だからこそ、通いやすく、予約の取りやすいクリニックやサロンを選んで。利便性重視で大丈夫。あとは自宅でのアフターケアとして保湿も大切に」
ムダ毛にまつわるアンケート&恥ずかしいエピソードをご紹介。
Q ムダ毛、気になりますか?
A 気になる94%、気にならない6%
気にならない人がうらやましい! ケアの金額もかなり高額傾向に。
なぜ、94%という圧倒的な割合の人がムダ毛を気にしているのか。その理由は、「他人のムダ毛が気になったことがあるか?」という問いに「はい」と答えた87%という数字が物語っていそう。これまでに処理に使った金額は、5万円までが34%、10万円までが19%、それ以上はなんと47%! きれいになるための投資と思えば、高くない!?
Q どこの毛が気になりますか?(複数回答)
A 1位:脚、2位:ワキ、顔、VIO、3位:腕
面積が大きい脚が1位! 同率でワキ、顔、VIOが。
部位別に見ると、夏以外はロングパンツやタイツでカバーできる脚が68%と、ワキ・顔・VIOの58%を上回る結果に。少数意見としては、お腹、うなじ、背中、指が挙がった。「レーザーを当てられないのは、粘膜だけ。しかし、もともと粘膜には毛は生えないので、ご自身が気になる部位はどこでも、レーザー脱毛するのは一手だと思います」(友利先生)
Q ムダ毛対策、どんなケアしてる?
A 1位:カミソリ、2位:サロンやクリニック、3位:美容機器
サロン&クリニック派もカミソリの自己処理は継続中。
脱毛サロンやクリニックに通ったことがある人は、なんと100%! それでもカミソリが普段のケアの1位ということは、部位によっては自己処理を続けている人が多いから。自己処理でできた赤いポツポツはどうしたら? 「炎症を起こしている可能性が高いので、その処理法はお休みして。肌を炎症させない方法は、やはり医療脱毛です」
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汗・ニオイにまつわる恥ずかしいエピソード。
ムダ毛は、彼氏や友達からその存在を指摘されたことがトラウマになりやすい模様。
episode 1
脚のムダ毛を処理せぬまま、マッサージに。そんな時に限ってイケメンが担当で、気持ちが全然休まりませんでした。(20代・公務員)
episode 2
処理を徹底していたつもりが、大きめなホクロから1本だけ生えていて、それを彼氏に指摘され、真っ青に。(20代・接客業)
episode 3
高校生の頃は永久脱毛ができず、それでもタンクトップをどうしても着たかった。涙ぐましい努力で自己処理してたけど、毛穴の黒ずみまでは消せず、ファンデーションでなんとか隠してました…。(30代・マスコミ)
episode 4
念願だった永久脱毛がやっと完了。自信満々、何も気にせず男性と夜を過ごせて、本当に快適! と思えたのは、数本だけしぶとく生えている事実を知るまで。つかの間の幸せだった…。(30代・ショップ勤務)
友利 新先生 皮膚科医、内科医。クリニックに勤務しながら、医師の立場で美容や健康の正しい情報をメディアで発信。近著に『やめる美容』(光文社)。公式YouTubeチャンネルもスタート。
『anan』2020年5月20日号より。イラスト・いいあい 取材、文・小泉咲子 鈴木恵美
(by anan編集部)