ヘルスコンシャスな食生活がやっぱり大事！
「ここ数年、欧米を中心としたダイエットのトレンドは、いわば“バック・トゥ・ベーシック”。爆発的に流行っている一つのメソッドがあるというよりも、良質なタンパク質や野菜をしっかり摂る、加工品やショートニングなどのカラダに悪影響を与える食品はなるべく避ける、摂取カロリーをポイント化してバランスを計算するなど、栄養学の基本に立ち戻るような食生活をそれぞれの方法で実践するセレブたちが増えています」（ライター・山縣みどりさん）
そこで、セレブたちが実践する数々のダイエット法の中から、最新の注目メソッドをピックアップ。
「専門知識のある栄養士や医師が考案した食事プログラムが多く、正しく続ければしっかり効果が期待できるでしょう。即効性はなくても継続できる、リバウンドしにくいなどのメリットもあります」
産後太りにも効果的!? 古典的手法がリバイバル。
【ウェイト・ウォッチャー】
「女優のケイト・ハドソンが3人目の出産後に頼ったのが、実は50年以上前からあるこのメソッド。料理や食品をすべてポイント化し、例えば、朝食に割り当てられたポイントが20なら、ダイエットプランのもと、その数値以内のものを食べられるというシステムです」
マイアミ発！ 医師が勧める低炭水化物プログラム。
【サウスビーチ・ダイエット】
「心臓病専門医のアーサー・アガツトンが考案した高タンパク＆低炭水化物の減量プランで、ベハティ・プリンスルーの食生活はまさにこの感じ。今年はケト・ダイエットとコラボした新手法を取り入れるとのことで、さらに注目度アップの予感！」
4つの食品群＝Fab Fourで老けないカラダに。
【ファブ・フォー】
「多くのセレブを顧客に持つ栄養士のケリー・レヴェックが提唱。毎食事からタンパク質、繊維、グリーン、健康的な油脂の4つの食品群をバランスよく取り入れるもので、離婚後にとても美しくなったジェニファー・ガーナーが実践して話題に」
最新の菜食ダイエットにあの大物夫婦も夢中！
【プラントベース・ダイエット】
「ビヨンセ＆ジェイZ夫妻が今年チャレンジするとインタビューで発言。動物性の食品を含まないという意味ではビーガンと同様ですが、より自然な形に近いヘルスコンシャスな食事を目指しています。基本レシピはマルコ・ボルヘスの料理本から」
次々登場するダイエット法に美容好きのセレブも困惑？
「数あるセレブのダイエット法の中には、効果が疑わしい類のものも。例えばキム・カーダシアン推奨のデトックス・ティーは下剤成分入りで、一時的に体重が減ってもすぐ元通りに。マドンナが愛飲していると噂の“アルカリ水”も、デトックス作用があるとの触れ込みですが、個人的には眉唾の気も…（笑）」
山縣みどりさん ライター＆セレブウォッチャー。雑誌編集者からフリーに。映画評を中心にファッション、海外セレブのゴシップなどに幅広く精通。
※『anan』2019年2月6日号より。取材、文・瀬尾麻美
（by anan編集部）
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