正反対なところもふたりで活動するパワーかな。
「最初はリップスライムになりたくて音楽をやっていたんですが、曲を作って活動するうちに、だんだん自分たちのオリジナリティができていったんです。スキルという評価軸があるところがラップの面白さですね」(Rachel)
ふんわりとした存在感と正統派なラップのスキル。その噂は広告業界内でもたちまち広がり、メジャーデビュー前にもかかわらず、有名企業のCMソングのオファーが殺到した。
「最初はプレッシャーは全くなかったんです。でも、色んな方に出会って、『プロってすげー! 私たちじゃできないことをしてくれる!』って感じて(笑)」(Mamiko)
「『私たちはラップを頑張ろう』と思ったよね」(Rachel)
今作『POWER』にはアグレッシブに夏を盛り上げるヒップホップチューンもあれば、センチメンタルな情景が浮かぶチルアウト系の曲も。
「今回は初めて、前から好きだったU-zhaanさんに作曲を1曲お願いしました。とてもキュートなトラックをいただいたので、いつもはタブラでドープな音楽をされてるU-zhaanさんのイメージにないようなテーマにしようと思い『デート』という曲ができました」(Rachel)
「この曲で初めて、5拍子のトラックに挑戦して。また更にラップが好きになりましたね」(Mamiko)
向上心と好奇心旺盛な彼女たち。ふたりがそれぞれに感じている、自分に備わる“POWER”とは?
「誰かに誘われたらすぐに行動するのは私の強み。そこで出会いや興味の幅も広がります」(Rachel)
「私は逆に、いつも冷静なタイプ。その正反対なところもふたりで活動するパワーかな」(Mamiko)
可愛くてユーモアに満ちたキャラも無敵のふたり。快進撃に期待。
Major 1st Album『POWER』¥2,800 ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)が参加した曲や、ライブでも人気の「Love Is Over(1UP Version)」も収録の全13曲。8月8日リリース。(WARNER MUSIC JAPAN)
チェルミコ 左・Rachel(レイチェル)、右・Mamiko(マミコ)。2016 年にアルバム『chelmico』、昨年9月に『EP』を発売。たちまち注目を集めたインディーズ期を経て、憧れのリップスライムの所属レーベルからメジャーデビュー。
※『anan』2018年8月8日号より。写真・土佐麻理子 文・北條尚子
(by anan編集部)
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