「今度、遊びに行こうよ」
【ホンネは「付き合うかどうかはそのあと考えるとして、まずはあわよくばヤリたいな…」】
「ワンナイト目的のようなホンネに思えるかもしれませんが、そうではありません。『セックスしてみて、もしよければスタートラインに立ってみない?』という意味まで含まれています。だから、興味があるなら遊びに行っていいし、二人で会ってイヤになったら寝なければいいと思います」
「彼女と別れるよ」
【ホンネは「とりあえず、君とは別れたくない」】
パートナーがいる男性と付き合った時に、言われがちなセリフ。「そうはいっても、彼女と別れるかどうかはわからない。でも、目の前にいる女性とも別れたくないので、とりあえず機嫌を良くしてもらうために言っているだけ。好きならプレッシャーをかけず、待つしかないかも」
頭ポンポン
【ホンネは「お前はオレのもの」】
「恋人でもない女性にこれをやる男は、かなりヤバい。良く言えばお兄ちゃん気質の頼りがいのある男みたいな雰囲気だけど、実は“オラオラ”の可能性が高い。小心者の自分を隠すための、マウンティングだったりもするんです。こういう男はキレやすく、付き合うと苦労しますよ!」
その日食べたものや、旅行の写真が送られてくる。
【ホンネは「意中の君に、僕のことを知ってほしい!」】
「好意を持たれているとは思うけど、ちょっと子どもっぽい男です。恋愛において、相手を知りたいというより、自分を知ってほしい気持ちが先に立っているので。相手にすると自慢が始まったりしますが、それもかわいいと思えるなら、『私も行きたい!』など、乗ってあげると喜びます」
やたらと距離が近い。
【ホンネは「深い意味はありません。単なる習性です」】
好きだからこそ距離が近い…と思いきや、そうではないよう。「僕の男友達にもいますが、距離が近い人って男同士とか誰にでも距離が近い気がします。そこからは好意の有無は、判断できないんじゃないかな。ちなみに飲みの席で距離に限って近いのは、習性というよりあざといテク(笑)」
元カレが連絡してきた!
【ホンネは「(男がふった場合は)今だけオレにはお前が必要。呼んだら来てくれるかな…」】
「きっとその元カレが、誰か別の女性にフラれたとか、仕事で失敗したとか、何か傷つくことがあったんでしょう。そんな時に慰めてくれそうな女性に連絡しているという…。男がふった場合、元カノのことはもうコリゴリだと思っているので、ヨリを戻したいということではありません」
「(かわいい)タレントの○○に似てるよね」
【ホンネは「見たまま言ってるだけ。他意はないから!」】
「多くの場合は、例えば黒髪の清楚系なら『乃木坂46の○○ちゃんに似てる』など、とくに何も考えず口にしているだけ。それがかわいいタレントさんなら悪くは思っていないはずなので、自分に興味があると取っても間違いではないかな。一部、免疫のない子に粉をかけてる場合もあり」
彼氏からなんでもない日のプレゼント
【ホンネは「君の喜ぶ顔が見たくって!」】
何かやましいことでも!? と勘ぐるのは早計。「おそらく単なるロマンティスト。世の中にはサプライズ好きの男がいて、好きな人の喜ぶ顔が見たいんです。そもそも浮気をして気まずいから花束を買ってくるとか、むしろ怪しまれるから、そんなこと男だってやらないでしょ(笑)」
彼氏とSEXの回数が減る
【ホンネは「されている感じが、なんか面倒で…」】
「セックスの前にそれなりのムードを作ろうと男も思うけど、仕事でヘトヘトに疲れている時だってあるんです。そんな中、彼女に期待されている雰囲気を感じると、気持ちが萎えてしまいます。しかも、彼女のセックスが受け身となるとなおさら。時々でいいので、奉仕の姿勢も大切かも」
彼氏から「もう一度話し合おう」
【ホンネは「しばらくほうっておいたら、どうにかなるだろう」】
別れ話など深刻な場面で出てくるセリフ。「男としては、もめたくないんです。そして、女性の気分が変わりやすいことも知っているので、『もう一度話し合おう』と言って、彼女が落ち着く時間を稼ごうとしている。女性もその場で解決しようとしないほうが、前向きな結果になると思います」
山田玲司さん 恋愛漫画家。『山田玲司のヤングサンデー』(ニコ生・毎週水曜)で恋愛トークなどを配信中。漫画『CICADA』(小学館)3巻が発売中。
※『anan』2018年4月11日号より。イラスト・フジモト・ヒデト 取材、文・保手濱奈美
(by anan編集部)
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