デスクワークの人は注意! もしかすると“冷え胸”かも…

ビューティ
2017.09.14
バストの血色をUPさせる“温振動”。冷えたバストを温めてから振動を与えてほぐすと、バスト全体が血色を取り戻し、ふんわり柔らかな質感も蘇る。「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表・石垣英俊さんが「冷え胸」さんに指南します。さらに今回、温め&ほぐしを簡単&効果的に行えるグッズを編集部でセレクト。代用品でもOKなので、ぜひお試しを。

「冷え胸」さんの特徴は?

  • 仕事は前かがみ、デスクワーク中心。
  • 見た目にもかかわらず、肉質はポチャポチャ。
  • 年中冷え対策は欠かせない。

胸を形成している脂肪が、冷えを招く元凶だった!?

乳房は脂肪のかたまりなので、筋肉が生み出す熱がなかなか伝わりにくく、元来冷えやすい部位。「乳腺や乳房内の脂肪の下には、胸全体を覆う大きな筋肉・大胸筋がありますが、乳房が冷えていると大胸筋も硬くなり、弾力を失います(石垣さん)

猫背による肩こりなど、首や肩周辺のコリも冷えの原因に。「コリと冷えは鶏と卵のような関係です。冷えれば血流が滞って凝るし、凝ると筋肉が硬くなり冷えを呼びます。解消するためには、部位を温めてからほぐすのが一番。その際、血流を促すツボも意識するといいでしょう」

さらに、胸ばかりにこだわらず、背中側にもアプローチすること。「胸と背中は表と裏の関係でつながっています。肩甲骨まわりの筋肉をほぐして温めれば、胸側の緊張がほぐれ、冷えも解消します」早速、“温振動”の極意を伝授。

デコルテ全体のハリにも悪影響が。

ストレッチ

脂肪が多い乳房が冷えやすいことは上記の通りだが、その悪影響はバストの血色だけで終わらない。「胸まわりの筋肉も冷えるので、血流は滞り、栄養や酸素が行き渡らなくなります。ふんわり美しい胸づくりには、栄養や酸素がたっぷり必要なんです」

冷え胸は、デコルテ全体の艶やハリを失わせてしまうというわけ。「温めることで血流が改善され、胸全体に栄養が行き渡ります」

温める際も、胸側だけでなく、背中側も忘れずに行って。

<用意するもの>温熱ピロー…特殊セラミックスビーズ内蔵。電子レンジで温めるとじんわりスチーム効果が。ホット&スチームパッド(LL)¥4,500(富士商TEL:054・265・4731) ホットタオルや入浴でもOK。

【胸】
温熱ピローで胸全体を覆うようにセット。ホットタオルの場合は、タオルが冷える前に外して。

【背中】
同様に背中も温める。肩こりの最大の原因にもなる、肩甲骨まわりの筋肉をしっかり温めて。

リンパや血液の流れを効率よく改善できます。

ストレッチ

温めてからほぐせば、コリ解消の効果がアップ。でも、手でほぐすより器具を勧めるワケは? 「色々な部位を一定の力で刺激でき、血流やリンパの流れを促せるからです。特に、腋下や肩甲骨など、自分でやるには少し難しい場所も器具があれば大丈夫」

マッサージ器具を選ぶ際は、持ちやすさや疲れなさを基準にして。ただ、圧力には加減が必要。「肋骨は華奢なので、強い圧で刺激を与えないこと。振動を軽く与えるだけでも十分効果的です」

<用意するもの>電気マッサージ器…握りやすく、手頃なサイズ。使い勝手の良いコードレスタイプ。エクリアコロル(ブルー)¥3,980(エレコムTEL:0570・084・465) 自宅にある電気マッサージ器でも可能。

【鎖骨下】
鎖骨下には、リンパの巡りが滞ると硬くなるポイントがあるので、痛気持ちいい程度にほぐす。

【バージスライン】
バストのシルエットを左右するライン。脇から胸中央に寄せるように振動を与える。

【二の腕】
猫背や巻き肩の人は、二の腕が硬く張りがち。肘を上げ、上から下にコリを流すように刺激。

【腋下】
普段なかなか使う機会のない腋下の筋肉。硬くなっている人が多いので上下左右に刺激。

【肩甲骨】
胸の質感アップの陰の立役者が肩甲骨まわりの筋肉。ここをほぐすと胸の位置も上がる。

石垣英俊さん カイロプラクティック、鍼灸、ヨガに精通。総合ヘルスケアセンター「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表。

ブラトップ¥3,600 レギンス¥7,500(共にスリア/インターテックTEL:050・3821・2940)

※『anan』2017年9月20日号より。写真・土佐麻理子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・原田ゆか 取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)

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