“丸みがなくてぺったんこ”“たれ下がっている”“メリハリがない”など、お尻のシルエットにまつわるコンプレックスや気になるポイントは、人それぞれに違うもの。
「横から見たときにほどよく丸みのある、桃のようなシルエットのお尻に憧れる人は多いと思います。そんな、女性らしい体の特徴ともいえる丸みを作っているのは、脂肪なんですね。とはいえ、脂肪のつく場所は体質など遺伝で決まっていて、自分でコントロールすることができません。そのため、なかなか理想とするお尻を作れないのが悩ましいところ。でも、筋肉であれば部位を狙ってつけられ、自分でコントロールすることができるんですね。どんなお尻であっても、努力して筋トレをすることで、美しい形に導くことは可能なんです」(ボディメイクパーソナルトレーナー・岡部友さん)
また、お尻が大きいからといって、ダイエットに励むのは正しいとはいえないと、岡部さん。
「美しいお尻を目指すなら、むやみに痩せようとするのはNGです。“お尻が小さい=美尻”というわけではなく、ちゃんと盛り上がっていたり、メリハリがあるなど、曲線を描いた3Dヒップになっていることが大事なんですね。そのため、骨盤がしっかりしていたり、お尻の土台となる脂肪がついているなど、お尻に関してコンプレックスを持っている人のほうが、美尻になれるポテンシャルが高いともいえるんです」
まずは、下の美尻の定義で、目指すシルエットを知ることからスタートを。
美尻の定義とは?
小尻がいいというわけではないのが、美尻の難しいところ。脂肪があることで生まれる丸みがあり、横から見ても曲線を描いていることがポイント。また、太ももとの境界線がある、お尻上部の筋肉が発達してトップ位置が高い、骨盤がしっかりしていることなどが求められる。まとめると以下のように。
・ある程度横幅がある
・丸みがある
・お尻のトップが高い
・太ももとの境界線がはっきりしている
ウエストとの“比”も大切!
お尻のシルエットは、平面的にではなく立体的に考えることが大切。その良し悪しを決めるのは、体重や体脂肪ではなく、ウエストとヒップの比。理想的なのはウエスト値をヒップ値で割った数値が、0.65~0.75になること。
[ウエスト・ヒップ比=ウエストまわり÷ヒップまわり]
0.65~0.70……ラテン並み。生まれ持ったお尻にのっかる脂肪と骨盤がないとこの数字が出ない。
0.70超~0.75……目標とするところのサイズ感。アジア人でも目指せる美尻ライン!
0.75超~0.80……細いけど体のラインは直線的なことが多い。痩せたところでカーブができないゾーン。
0.80超~……お腹に脂肪があってお尻が真っ平ら。
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