お話を伺った方々 プロフィール
(写真左)多田律さん/ロート製薬 プロダクト&ブランド マーケティング部マネージャー。2004年入社。商品企画の部署とプロモーション制作の部署に所属した後、現在は医薬品やスキンケアを中心に商品企画部門のマネージャーを務める。
(写真右)鵜飼恭子さん/美容ジャーナリスト。美容雑誌の編集者として活躍後、美容ジャーナリストに転身。日本フェムテックマイスター協会評議員も務め、フェムケア知識の啓発活動も行う。
ロート製薬さんからデリケート部位ケアブランドが誕生したことを知り、とても興奮したんですよ。ヘルス&ビューティの両分野を手掛けてきたロート製薬さんのこれまでの研究の蓄積がフェムケア商品にも発揮されるのでは…と商品を手に取る前から期待がふくらみました!
ありがとうございます。当社では妊娠検査薬をはじめ、女性の体の悩みや健康に応える商品は40年以上前から提案してきたのですが、これからの女性の多様な生き方に合わせて、毎日をもっと快適にできる新しい提案はないかと考え、新ブランド『ラビオーム』を送り出しました。
その第1弾がデリケート部位用ソープ「ラビオーム バリアビオソープ」なんですね。私も愛用中ですが、まず“しみなかったこと”が一番の感動ポイントでした。
デリケート部位の皮膚は、弱酸性で顔よりも薄く繊細。でも、ボディソープはアルカリ性のものもあり、肌に合わないものでデリケート部位を洗うとしみてしまうことも。「ラビオーム バリアビオソープ」は、やさしさを考え、デリケート部位と同じ弱酸性に。敏感肌の方にもお使いいただけます(※2)。
乾燥しにくいのも嬉しいです。最近はVIO脱毛をしている人が、かなり増えましたよね。私も脱毛しているので、肌が下着に直接触れることによる乾燥や不快さを感じていたのですが、「ラビオーム バリアビオソープ」を使ってからはしっかりうるおっている実感があります。このうるおいの秘密は何ですか?
うるおいを守りながらデリケート部位の汚れを洗い流す「乳酸菌バリアケア(※1)」発想をもとに、保湿効果のある乳酸菌を配合(※3)しました。またスキンケアブランド『肌ラボ 極潤』にも使用されている当社独自のうるおい成分「乳酸発酵ヒアルロン酸(※4)」も配合しています。
まさに、これまでの研究成果が発揮された商品なんですね。ジェル状なのでとろみがあって、使いやすいのもいいなと思いました。毎日使うものなので、爽やかなフローラルの香りにも気分が上がります。
アンモニア臭やおりものなど、気になるニオイをマスキングできるのはもちろん、心地よく使える香りであることも重視して採用しました。ところで、鵜飼さんはいつ頃からデリケート部位のケアを習慣的にされているのですか?
15年前に長女を出産したときからケアを続けています。当時、日本ではフェムケアの概念自体が一般的ではなかったのですが、ニューヨークのランジェリーショップで専用の商品をたくさん見つけて感動したんですよ。出産に向けてデリケート部位をオイルマッサージしていたら、助産師さんに「腟のストレッチ性がいいですね」と褒められたこともありました。目には見えなくても、ケアすれば自分にはわかる変化があるんだと実感しました。
現在、ソープ以外にもデリケート部位のケアはされていますか。
デリケート部位用スプレーを持ち歩いています。特に生理中などムレを感じるときにトイレットペーパーに吹きかけてデリケート部位を拭くとリフレッシュできますね。また、できるだけ肌に刺激を与えないように、ランジェリーはなるべくコットンなど天然素材のものを選んでいます。デリケート部位は、第二の顔ともいえる大切な部位ですから。
顔は1日何度も鏡で見るのに、デリケート部位は直視したことがないという人は多いのではないでしょうか。まずは手鏡で自分のデリケート部位を見て、汚れなどがないか確認してほしい。そして、洗顔やスキンケアと同じようにデリケート部位も専用アイテムで毎日ケアしてほしいですね。我が家は中学生と小学生の娘も「ラビオーム バリアビオソープ」で一緒にケアしていますよ。
それは嬉しいです。デリケート部位のケアを習慣化することによって手に入る、日々の前向きな変化をぜひ一人でも多くの女性に実感してほしいなと思っています。
マンガで解説! LABiOMEの魅力&正しい使い方
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※1 乳酸桿菌(保湿成分)
※2 乳酸桿菌(保湿成分)配合のジェルソープでうるおいを守って洗うこと
※3 敏感肌パッチテスト済み(すべての方に刺激が起こらないというわけではありません)
※4 乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(保湿成分)
写真・石澤義人 マンガ・二階堂ちはる 取材、文・音部美穂