合わせちゃダメ! ファッションライターが実感した「靴下のNGコーデ」とOKコーデのコツ

ライフスタイル
2024.09.23

文/桐生奈奈子

細身のテーパードパンツが大流行していたときは、“足首をスッキリ見せる”のが足元コーデの王道バランスだったことも。しかし今は、ゆったりルーズなワイドパンツも定番になり、足元コーデのトレンドも変化しているように思います。靴下を取り入れたコーデにも挑戦中な筆者が、それでも足首を見せて着こなしたいボトムや、靴下を取り入れたコーデのバランスについて考えてみました。

裾にディテールのあるパンツは靴下を見せない

🄫桐生奈奈子
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足首を見せた方がスマートなボトムの判断基準は「裾にディテールがあるか」でジャッジするのが近道。スリット入りのパンツ、パラシュートパンツなどドローコードの入っているパンツやボタンつきのパンツなど、裾にアクセントのあるものは、足首を見せてすっきりとさせたほうがバランスがきれいになることが多いように思います。

🄫桐生奈奈子

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パンツのシルエットを際立たせたいので靴下だけでなく、足元も華奢な方がベター。スニーカーはソールの薄いものを合わせるとチグハグならずに履きやすく感じます。一方で厚みのあるソールのスニーカーを選ぶと、スニーカーとパンツの裾のデザインの主張がトゥーマッチになってしまいかねません。

ワイドパンツは靴下を見せるのがかえって新鮮

🄫桐生奈奈子

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ワイドパンツやストレートパンツなど、裾にゆとりのあるパンツにはスニーカー・ローファー・パンプスを合わせるときに靴下を取り入れると新鮮。そもそもパンツの着丈が長いので「動きたときにほんの少し」「座ったときに見える」だけになってしまうかもしれませんが、チラッと白ソックスが見えているオシャレさんを見かけて素敵だなと感じました。

ちょっとレトロなスタイルが新鮮

🄫桐生奈奈子

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靴下は厚手でリブが太いとカジュアルな雰囲気になり、パンプスやローファーには細めのリブかリブのない薄手のソックスがお似合いです。色は、白以外にもグレーやベージュなど淡いトーンもおすすめです。足首を見せた方がスッキリ見えますが、少し飽きたな…というときに靴下を履くと、レトロな雰囲気がかえってオシャレに見えますよ。

定番のボリュームスカートも靴下を

🄫桐生奈奈子

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ボリュームスカート×スニーカーにも靴下を取り入れると違った雰囲気に。あたたかみもアピールできるので、これからの季節にもぴったりです。

かかとが痛くなるスニーカーはユニクロの「スポーツソックス」を

🄫桐生奈奈子

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スニーカーのデザインやサイズ感によっては、くるぶし丈のソックスを履くと踵が痛くなってしまうことはありませんか? 筆者は、そんなスニーカーを履く際は『ユニクロ』の「スポーツショートソックス」を愛用しています。足首をきれいに見せつつ、かかとを守ってくれる優秀ソックスですよ。こちらを履くようになってからかかとの皮がむけてしまう悩みがなくなりました。気になった方はお試しください!

靴下を上手に取り入れるだけでいつもの服が新鮮に

靴下にこだわれば、いつも着ていた服が途端に新鮮なスタイルに。はじめは、やったことのないスタイリングにドキドキしてしまいがちですが、一度やってみると簡単です。足首から見えるか・見えないかの瀬戸際のオシャレにこだわってセンスをアップデートさせていけたらいいですよね。

筆者情報

桐生奈奈子
ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111

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