買って後悔がなくなりました! 40代主婦が実践する「ムダ買いを防ぐ方法」

ライフスタイル
2024.09.18

文/古賀令奈

買い物をしていて、「また買ってしまった」と後悔することはありませんか? コスメや服が好きな筆者は、新作が出るとつい衝動買いしてしまうことが多く、そのたびに後悔を繰り返してきました。しかし、近年は物価の高騰や娘の教育費などの影響で、お金の使い方を見直しているところです。今回は、40代主婦の筆者がムダ買いを防ぐために意識している方法をご紹介します。

カテゴリ別で予算内に収めることを意識する

カテゴリ別で予算内に収めることを意識する

浪費を防ぐには、予算を意識することが大切です。しかし、ざっくりとした予算だと何をどの程度使っていいのか判断しにくいもの。我慢しすぎてストレスが溜まってつい衝動買いをしてしまったり、細々とした買い物を重ねて想像以上に出費がかさんだりして、想定外の予算オーバーをしてしまうことが少なくありません。

そこで筆者が取り入れているのが、カテゴリ別で月間の予算を立てること。食費は月〇〇円まで、娯楽は〇〇円まで、美容は〇〇円まで…など、カテゴリごとに予算を立てておくと、想定外に使いすぎて後悔するパターンが激減しました。

どうしても予算に収まらない場合は、次月分の同カテゴリの予算から前借りする形にしておくなど、きちんと補てんしましょう。赤字をずさんに管理すると浪費によるダメージを感じにくくなり、ムダ買いの悪循環に陥りやすくなります。

贅沢品は即決せず一日以上時間を置いて判断する

贅沢品は即決せず一日以上時間を置いて判断する

カテゴリ別に予算を組んだからといって、予算内なら使い放題という環境だとすぐに使い果たしてしまいます。贅沢品の場合は、購入前にいったん考える時間を設けたほうがよいでしょう。考える時間ができると冷静になれるため、ムダ買いを減らせます。

しかし、ショッピング中に数時間考える程度であれば、冷静になりきれず物欲が勝ってしまうことも少なくありません。実店舗でもオンラインストアでも、一晩買えない環境に身を置くことをおすすめします。衝動的な物欲は、一晩経つと気持ちが落ち着くことも多いでしょう。

一晩経ってもほしい場合は、実店舗まで足を運ぶことをルールにするのも一つの手です。もう一度店舗まで足を運ぶことがネックとなり、物欲を抑えやすくなります。ネットショッピングだと手軽に済ませられるため、誘惑に負けやすいもの。ムダ買い防止のためにも便利な方法は避けたほうがよいでしょう。

ネットショッピングの利用回数を決める

ネットショッピングの利用回数を決める

ムダ買いを加速させる原因の一つが、ネットショッピングです。贅沢品だけでなく日用品でも、ネットショッピングはムダ買いしやすい環境といえます。

とくに、日用品や教育関連のものを買うときは、買い物を正当化して気前よく買ってしまう方も多いのではないでしょうか。ネットショッピングを多用すればするほど、気付かないうちに出費がかさんでいく場合も。

ネットショッピングもカテゴリ別で利用回数を決めておくと、買い物の頻度自体を落とせます。買う回数が制限されると必要最低限に抑えようと意識できるので、必然的にムダ買いを防ぎやすくなるでしょう。

自分だけのルールをつくり、ムダ買いのリスクを減らそう

キャッシュレス決済やネットショッピングなど、世の中には便利な方法が満載です。現金が手元になくても、実店舗に足を運ばなくてもほしいものが買える状況だと、ムダ買いのリスクが高まるのは当然といえます。自分であえて制限やルールをつくり、簡単に浪費できない環境をつくることで、ムダ買いを防ぐ確率が上がるでしょう。
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筆者情報

古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。

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