嬉しい偶然が多発する大吉日も！ 2025年“1月の吉日”TOP5

1月に今年一年の計画を立ててスタートダッシュ。

2025年の幕開けは、どんなことを心がけると運気の波に乗れるのか。日本に古より伝わる数々の暦から、開運のヒントを読み解くご利益の専門家・藤本宏人さんに、1～3月の心がけを伺うと、

「今年の年干支は、乙巳（きのとみ）です。陰陽五行説と結びつきのある十干の『乙』と、十二支の『巳』の組み合わせによるものですが、乙が“陰”の要素であることから、『目に見えない領域での変化』が強い一年となるでしょう。ただし、1月に関しては旧暦の傾向が続くため、昨年の甲辰（きのえたつ）という“陽”の年干支の『目に見える領域での変化』が強くなると考えられます。よって、この時期は今年一年の計画を立てたり、転職や引っ越しなど環境の大きな変化に対する準備を整えたりしておくことが、運気アップのカギとなります」

2月からは、旧暦でも新年に切り替わり、本格的に陰の年に。

「目に見えない領域での変化、つまり心や感情など内面での変化が大きく感じられる期間です。開運のポイントは、自分が触れる情報を、自分の意思で選択すること。3月になると、陰陽の入れ替わりで陽の要素が強まります。社会情勢など、目に見える状況の変化に振り回されないように、冷静でいられるよう心がけましょう」

1月の吉日

1月11日（陽の大吉日）

大安、氐（てい）、平（たいら）、天恩日、月徳日

嬉しい偶然がたくさん起こる日。
すべてがうまくいくという意味の「大安」と、日干支の「庚辰」が重なるこの日は、嬉しい偶然が多発する大吉日。そんな偶然が本当に起こったらいいなと心に思い描きながら、偶然に感謝をする意識で一日を過ごそう。与えられた偶然は、実は贈り物。そこには必然が隠されているため、「ラッキー！」で終わらせずに、その意味を深掘りすること。そうすれば、その贈り物の価値をさらに高めることができるはず。

1月13日（陰の大吉日）

先勝、心（しん）、執（とる）、大明日、天恩日、神吉日、母倉日

生きていることに、感謝を捧げよう。
お参りに適した「神吉日」に、「大明日」など3つの善日が重なる大吉日。この日は、日干支の「壬午」の影響が強まるため、静かな祈りが運気の波に乗るカギに。おすすめの行動は、近所の神社やお寺に行って祈りを捧げること。とはいえ、この日は願い事をするのではなく、日々、生きていられていること自体に「ありがとうございます」と感謝を伝えて。さらに、他者への思いやりや、優しさを意識すると、大吉祥日へと昇華！

1月19日（陰の大吉日）

先勝、虚（きょ）、閉（とづ）、一粒万倍日、神吉日

先の成果を見据えたタネまきに最適。
日干支の「戊子」の影響が強まることから、“根回し”が有効な大吉日。あらかじめ成果を想定して、そのためにさまざまな可能性を検討し、調整しておこう。さらに、「一粒万倍日」の増殖力も加わるため、できるだけ多く段取りをつけておくのがおすすめ。それらが良いタネとなり、万倍化するイメージを持つこと。この日は人間関係の中でも同僚にツキあり。話をすり合わせておく相手は彼らを優先すると有益。

1月23日（陽の大吉日）

大安、奎（けい）、平（たいら）、大明日

旅行や散歩…。移動により運気アップ。
全体的に運気のいい「大安」と、二十八宿の「奎」の重複により、“移動”にさまざまな恩恵や支援が集まる大吉日。普段とは違う環境に行くことで、良い機運へと引き寄せられる。ちょうど週末にかかる日でもあるので、旅行に出かけるのは良いアイデア。普段、屋内にいることが多い人は、近所を散歩するくらいでもOK。外に出て、気になる店でも、アイデアでも、この日に発見したことが、心身どちらにも良い影響を与えそう。

1月31日（陰の大吉日）

先負、鬼（き）、閉（とづ）、一粒万倍日、鬼宿日、神吉日、月徳日

学びや、新しい知識の吸収に充てて。
二十八宿の中でも最高の大吉日である「鬼宿日」と、「一粒万倍日」や「神吉日」「月徳日」という暦注下段の善日が複数重複。1月の中でも最も運気が強い日。この日は「学び」や「新しい知識を得ること」に注力すると、良い“鬼”が全力で支援をしてくれる。読書はまさにその一つ。また、以前から興味のあったことや、自分のやりたいことを先にやっている人の話を直接聞きに行くのも良案。言語では認識できない変化が生じるはず。