真野(以下M):今回紹介するのは和風サンドイッチです。
編集N(以下N):wakudenって京都の料亭『和久傳』のこと?
M:そう。手土産にぴったりなお菓子や惣菜を扱う『紫野和久傳』から生まれたブランドです。毎日の食卓に取り入れたくなるレトルトカレーや炊き込みご飯といったラインナップなのだけど、これまで京都でも限られたお店でしか買えなかったローストビーフちらしやサンドイッチ類などの軽食が、満を持して新宿伊勢丹に登場しました。思い立ったその日に東京で買えるようになったことが、個人的には激アツ! なんです。
N:京都に行くと、和久傳のお弁当を必ず買うって話してましたもんね。
M:そうなの~。こちらの「鯛サンド」、トーストしたパンに挟まれているのは、山椒オイルでマリネした薄造りの鯛。その身はしっとり柔らか。さらに大葉の爽やかさと酸味が絶妙なすぐき漬けが食感のアクセントにもなってます。わさびをしのばせた特製マヨネーズがそれぞれの風味をまとめた、料亭ならではの味わいです。
N:なるほど~、組み合わせの妙だわ。スパークリングワインとか、合いそう。他には牛しぐれサンドや鯛サンドの胡麻味噌、鯖味噌煮サンドも。
M:冷凍での販売で、持ち運ぶ間に程よく自然解凍されるので、差し入れやお土産にもよさそうですよ。
鯛サンド(1人前)¥1,296。もともとジェイアール京都伊勢丹店で限定販売されていた、知る人ぞ知るメニュー。ローストビーフちらしなどとの箱詰めのセットもあり。
MORI wakuden 東京都新宿区新宿3‐14‐1 伊勢丹新宿店B1 TEL:03・3352・1111(代) 10:00~20:00 不定休 創業の地・京丹後にある「和久傳ノ森」内のレストランから誕生したブランドのショップで、「森のかれー」、山椒香油などの惣菜・調味料やボーロなどの焼き菓子も揃う。
真野知子 ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。
編集N 次は真野さん絶賛の鯛サンド 胡麻味噌を食べると心に決めてます。
※『anan』2023年11月22日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美
(by anan編集部)