旨味とともに疲労回復。腸内環境を整える麹。
麹は麹でも、木下あおいさんが選んだのは玄米麹で作る醤油麹。
「醤油も発酵調味料なので、旨味成分(グルタミン酸)が塩麹の約10倍にもなるんです。料理がおいしくなるうえ、アミノ酸や食物繊維が豊富。しかも玄米麹には、疲労回復の働きを持つビタミンB1もたっぷり含まれています」
作り方は醤油と麹を同量ずつ混ぜ、常温で発酵させるだけと簡単。
「納豆に醤油代わりに混ぜたり、生活習慣病を防ぐオメガ3脂肪酸が豊富な亜麻仁油と合わせて作るドレッシングも、おいしくて手軽です。どちらも酵素と食物繊維がダブルで腸内環境を向上させ、便秘の解消や美肌効果も期待できます。肉を漬けると旨味もアップ」
醤油麹
【材料(作りやすい分量)】
乾燥有機玄米麹…100g
醤油…適量
【作り方】
- ボウルに麹と醤油100mlを入れ、よく混ぜる。
- 保存瓶に移し、密閉しないよう蓋やラップをふんわりかけるなどし、常温に置き1 日1 度は中を混ぜる(仕込んだ翌日は麹が吸った分、醤油を足して表面をひたひたに)。
- 発酵まで夏は1週間程度、冬は10 日以上寝かせる。麹が柔らかくなり、甘みが出るのが発酵のサイン。発酵したら密閉して冷蔵庫で保存。麹の表面が常に醤油でひたひたになるよう注ぎ足し、全体を混ぜながら使えば長期間もつ。
納豆の醤油麹和え
【材料(1人分)】
醤油麹…小さじ1
亜麻仁油…小さじ1
納豆…1パック
マッシュルーム…2個
ブロッコリースプラウト…適量
【作り方】
- 納豆と醤油麹と亜麻仁油を混ぜる。
- 薄切りにしたマッシュルームと、ブロッコリースプラウトをのせ、混ぜながら食べる。
醤油麹ドレッシング
【材料(2人分)】
醤油麹…大さじ4
亜麻仁油…大さじ4
米酢…大さじ1
【作り方】
- すべての材料をボウルに入れて混ぜ、よく洗って水気をきった好みの野菜にかける。※亜麻仁油の代わりにオリーブオイル、米酢の代わりにバルサミコ酢やワインビネガーにするなど、好みでアレンジも可能。
【人気記事】
※ディーン・フジオカ 転機はNHK朝ドラ「あさが来た」ではなく…