レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『Arroceria La Panza(アロセリア ラ パンサ)』のパエリアです。
FOOD

私たち日本人は、スペイン料理といえばパエリアを連想する。スペインの店ならいつでもどこでもあるものだと思っているが、実はそれほどポピュラーなものではない。「スペイン人はお米を食べたくなると、“アロセリア”(米料理専門店)に行くんです」。

今年1月に銀座にオープンした『アロセリア ラ パンサ』では、本場さながら15種類以上の米料理を揃えている。「パエリアは鉄鍋で水分を飛ばしながら炊く料理、カルデロは米にスープを含ませて煮る汁料理。どちらもパスタと同じで、アルデンテ(水分で煮崩れたりせず、程よい芯が感じられる)に仕上げます」と小林悟シェフ。スペイン料理一筋、3ツ星を含めスペインで2年修業。帰国し、この店のシェフに。多彩な郷土料理と最先端の美食テクニックを披露している。

アサリのパエリアは見た目はシンプルだが、非常に旨味が深い。その秘密はアサリだけでなく、鯛の頭でとった出汁を使っているから。鴨肉とポルチーニ茸のパエリアは、鴨にシェリー酒を煮詰めた甘いソースが決め手。まるで肉料理とご飯を一皿で味わっているよう。そして殻を焼いて独特の甘~い香ばしさを引き出したオマール海老の汁ご飯は、オマール海老の魅力を最大限に引き出した名作。2人前で1合ちょっとはたっぷりあるので、前菜を3~4品楽しんで、米料理をメインに考えてもいい。このおいしさは初めて!

Arroceria La Panza 東京都中央区銀座1‐15‐8 銀座耀ビル1F TEL:03・6228・6793 ランチ11:30~14:15(13:30LO) ディナー17:00~23:00(22:00LO) 日曜休(土曜はディナーのみ)

左・アサリの白いパエリア¥1,550、右上・鴨肉とポルチーニ茸のパエリア¥2,100、右下・オマール海老のパエリア¥2,250。表記の値段は1人前、注文は写真の2人前から。

いぬかい・ゆみこ レストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。

※『anan』2017年8月2日号より。写真・清水奈緒 取材、文・犬養裕美子

(by anan編集部)


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周りとの温度差や⼿応えのなさに、ふと虚しさを感じるかもしれません。現状を変えたい強い想いがあっても、今は感情に任せて動くのは控えておくべきです。今度どうしたいかは⾃問しつつ、周りには温和に接して摩擦を避けること。冷静に、そして柔軟でいることで、⾃分をすり減らさずに次の好機を静かに待つことができます。

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