スタンドオフという、ゲームをコントロールする重要なポジションを担う松田力也選手。
「試合の状況によって、キックを選ぶのか、パスを使うのか、自分が走るのか。色々と選択しながらゲームを組み立てているので、全部注目してほしいですね」
代表では、貴重な得点源のプレースキックを担当することも。
「蹴るときは、一度無になっていつも通りを意識します。キックに限らず、試合中は失敗してもその瞬間は流して、振り返るのは試合後。自分のせいでチームの雰囲気を悪くしたくないですし。ラグビーはチームスポーツなので」
と、頼もしいコメント。その一方で、日常の話題になると。
「充電器がついているスマホケースがないと不安なんです。もしものときをすごく考えちゃうタイプなんで。遠征のときの荷物もTシャツとかめっちゃ多い。減らしたいけど、不安だから減らせなくて。意外と繊細なんです(笑)」
プレー中の勇ましさと、普段の柔らかさのギャップも魅力。最後にラグビーの面白さとは?
「一番はコンタクトの激しさ。ルールは後で覚えてもらえれば大丈夫。一度観て感じてもらえれば、絶対楽しんでもらえるはずです」
まつだ・りきや 1994年5月3日生まれ。京都府出身。181cm、92kg。パナソニックワイルドナイツ所属。代表キャップ数は16。好きなタイプは、「優しくて思いやりのある年上の女性。どちらかというと、甘えたいタイプですね」
※『anan』2019年7月31日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・野村紀沙枝
(by anan編集部)
※ 2019年7月30日作成