感動を生むヒミツに迫る。ボーダレスカルチャー2026

世界的ヒットPCゲームやグローバルに人気を拡大させる初登場海外グループ、長い間愛され続ける映像作品など、肩書や国境、世代など、既存の枠組みに囚われず、さまざまな垣根を越えて輝く人や事象に注目!

Index

    MUSIC|世代も国境も溶かす、平成J-POPブームが本格化

    教えてくれた方

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    DJ泡沫

    ディージェイうたかた ライター。K-POPを中心に音楽やアイドルをめぐるジェンダーやファンダムなどの文化を執筆、発信。共著『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)がある。

    Y2Kブームの波に乗って、平成、特に’00年代のJ-POP人気が本格化している。

    「ORANGE RANGEの『イケナイ太陽』のリバイバルヒットあたりから、平成J-POPの人気再燃が顕著になっています」そう話すのは、音楽ライターのDJ泡沫さん。

    「理由の一つが当時10代で曲を聴いていた人たちが中高生の子供を持つ世代になったこと。かつては大人になったらファンやオタクからは卒業するという風潮があったけれど、今は大人でも何かのファンやオタクでいることが当たり前の時代になりました。家庭でも親子で同じ音楽を聴いて、魅力が親から子供に伝わるという流れがヒットの背景にあるようです。さらに’00年代はアニメの主題歌にJ-POPが多く採用され始めていた時代。海外でも日本のアニメで育った世代が大人になり、同じように子供と音楽を楽しんでいることで、グローバルのブームになっているんです」

    とはいえその熱狂の理由は世代の循環や懐かしさだけにとどまらない。音楽の構造も今の若い世代に求められる音楽の条件にぴたりと一致する。

    「まずキャッチーなフレーズの繰り返しが多く、SNSのショート動画との相性が抜群にいい。今リリースされる新曲は、短い尺にバズりそうなフレーズを詰め込むというSNSを意識した作りのものが多いんです。もちろん平成の曲はSNS前提で作っていませんが、やはり今の動画の特性にハマっているんですよね。同じフレーズを繰り返す中にも、どこかに余白や余裕がある。なのでゆるいダンスを合わせてもキマるし、リメイクの余地もある。『おつかれ SUMMER』などHALCALIのリバイバルヒットはその典型といえそうです」

    韓国の音楽シーンでは、曲調に加えてビジュアルの面でも日本の’00年代スタイルがトレンドになっている。

    「NCT WISHの日本オリジナル楽曲『YO-I-DON!』は韓国版も待望されるほど高評価を受けている曲ですが、メロディラインはまさにパラパラ。その中にNCT WISHらしい軽快さやエモさがあり、“ウィッシュコア”と呼ばれるビジュアルも明るくて夢っぽくてどこか懐かしい。女性アイドルでもアルバム『Blooming Wings』での YENA(チェ・イェナ)は『神風怪盗ジャンヌ』や『満月をさがして』などの作品で知られる漫画家・種村有菜さんがジャケットイラストを担当し、平成の少女漫画のような世界観に。aespaはこの夏リリースのミニアルバム『KISS N TELL』で厚底靴やビビッドなカラーリングでギャルスタイルを披露するなど、日本の女子カルチャーを韓国風にアレンジしたMVやジャケットのビジュアルが注目されました」

    ピンクやラメを盛った服やメイク、じゃらづけのビーズアクセ。女の子ゴコロに響く「かわいい」を、自分のために身につけるギャルスタイル。

    「’00年代当時はアメリカの青春ドラマやパリス・ヒルトンのセレブなキラキラ感など、世界各国で女子のパワフルさが目立った時代。男子の目より自分の“好き”を重視するスタンスが今の時代にまた共感を集めている気がします」

    日本で世界で盛り上がる’00年代ミュージックのリバイバル。これからはネット文化の進化とともに時代も国境も超えてさらなるボーダレス化が加速しそうだ。

    「今や興味を持ったらすぐに昔の音楽にアクセスできるし、時代に関係なく自分が好きな音やビジュアルを集めることができる。『Pinterest』で画像を探す感覚に近いですね。創作する上で文脈や背景がいらない時代になったなと思います。以前はリバイバルをする時に、この年代の影響を受けている、というような物語性が大事でした。でも今は自分がいいと思ったものを時代や国を超えて集めて、自分なりにミックスすることが若い世代では当たり前になりつつあるのかもしれません」

    『イケナイ太陽』ORANGE RANGE

    『おつかれSUMMER』HALCALI

    『Blooming Wings』YENA

    『KISS N TELL』aespa

    『YO-I-DON! / BOY MEETS GIRL』NCT WISH

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    CHARACTER|あの懐かしキャラが世界で再ブーム!

    教えてくれた方

    Profile

    Tajimax

    タジマックス 平成ガールズカルチャーに関する記事をメディアに多数執筆。平成グッズのコレクターでもあり、古雑誌をメインに膨大なアイテムを所有。当時の空気を資料から掘り下げてリアルに発信中。

    「昭和、平成のキャラクターが復活し、世代や国境を超えて注目を集めています。しかし、それを“リバイバル”と一括りには説明できないほど、人気再燃の理由や経緯がさまざまなのが’26年のトレンドです」

    そう語るのは平成を中心としたガールズカルチャーに詳しいTajimaxさん。なかでも注目しているのが海外から巻き起こったモンチッチブームだそう。

    「SNSが盛んなタイで、人気俳優のチョンプー・アラヤーさんがモンチッチのマスコットを身につけ投稿したことに若い世代が反応し、真似したことがブームの発端といわれています。それを知ってか、BLACKPINKのリサもハイブランドのバッグにつけている姿がSNSにポストされ、韓国、そして日本でも人気が本格化。赤いほっぺをしたモンチッチの愛くるしさが、ラブリーなテイストが好きなアジア女子たちに刺さったようです。今まで日本のキャラクターが世界で人気になる時は、日本からの発信が主流だったけれど、これは海外から日本への逆輸入なのが新しいなと思います」

    平成期に活躍したクレイアニメやコマ撮りアニメも人気再燃の兆し。注目は『ピングー』と、『ニャッキ!』など多くのコマ撮りアニメを生み出してきたNHKのプチプチ・アニメ。

    「CGやデジタルのアニメにはない質感や、ショート動画でオチまでつく4コマ漫画のような気軽さが、短尺が歓迎される今の環境にうまくハマって若い世代に再発見されたようです。ピングーはかわいいだけでなくシュールな世界観で、グッズも甘すぎないから持つ人を選ばない。プチプチ・アニメは、アラサー世代の『昔見たことがある!』という気持ちを呼び起こさせて、今また注目を集めています。知る人ぞ知る存在感もハマるポイントです」

    今の時代に合わせて自ら進化し、「懐かしい」から現役の「かわいい」へと成長する存在も。「その代表格がナルミヤキャラクターズ。平成リバイバルの波に乗ってトレンド化したように見えますが、実は何年も前からポップアップなどを開催してじっくりキャラクターを育ててきたことが今の広がりにつながっています。そしてレオパード柄など今のZ世代が持ちたいと思うようなアレンジをして自ら時代に合わせているのも人気の秘密でしょう。ナルミヤの社員には昔からのファンが多いそう。だからこそキャラクターの良さを活かしつつ今の時代に合わせたものづくりができるのだと思います」

    SNSや口コミのパワーが世の中を動かす時代。「すぐにでも人気が再燃しそうな昭和&平成のキャラクターはまだまだある」と話すTajimaxさん。

    「でもバズをムーブメントに育てていくのはキャラクターを熟知した作り手の愛と反射神経です。自社のキャラクターがSNSでバズっている時に『人気は本物なのか…?』と様子を見るのではなく、『今だ!』とすぐに展開できる瞬発力は、運営側が自社キャラクターに関心を寄せているからこそ培われる。今は、世界の誰か一人が持つだけでたちまち火がつく時代。モンチッチはそのいい例です。これからも海外のどこかの国で局地的に日本のキャラクターが“再発見”されて発信され、それを見た別の国の人がまた違った視点で解釈して違う魅力を発見し再発信する…。そういったグローバルに見つけられる“連鎖”が、次々とキャラクター界に起きているし、これからその流れはもっと活発になるでしょう。今年後半も『え、あのキャラクターがあの国で!?』と驚くような“逆輸入ムーブメント”が起きると予想しています」

    モンチッチ ⒸSekiguchi

    ナルミヤキャラクターズ ⒸNARUMIYA INTERNATIONAL CO.,LTD.

    ピングー Ⓒ2026 JOKER

    ニャッキ! ⒸY・ITO・NHK・NEP

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    CONTENTS|時代の価値観とともに進化する“周年”ヒーローたち

    教えてくれた方

    Profile

    中山淳雄

    なかやま・あつお エンタメ社会学者。Re entertainment代表取締役。日本コンテンツの海外展開を研究、アドバイザーとしても活躍。著書に『エンタメビジネス全史』(日経BP)などがある。

    今の大人世代、さらにはその親世代が幼い頃に夢中になったヒーローを中心としたレジェンドコンテンツが節目を迎え、今ますます注目を集めている。

    「昭和の高度成長期、キャラクターの寿命は長くて10年といわれていたんです。しかし1990年代になると『機動戦士ガンダム』をはじめ、一度完結しても続編の展開とそれにともなう関連グッズの販売で10年を超えて活躍するキャラクターが登場しました。そう考えると『キャラクターを長く生かす』という発想そのものが平成の発明だったといえます」

    と話すのはエンタメ社会学者の中山淳雄さん。特に今年はレジェンドなキャラクターが続々節目を迎えるビッグイヤー。その筆頭が60周年を迎えた『ウルトラマン』だ。

    「もはや昭和のキャラクターを代表する存在ですが『ウルトラマンティガ』など平成期に入ってからのシリーズでウルトラマンの世界が再構築されました。それを子供時代に見ていた世代が今30〜40代になったことも60周年の盛り上がりの要因になっています。子供の頃に見た経験が現在にもつながって、ウルトラマンでは特に親子で応援するファンが多い印象です。実はウルトラマンは中華圏での人気も絶大なので日本だけでなく海外でも親子2世代、もしくは3世代で応援している人が少なくないのでは」

    同じく日本を代表するヒーロー『仮面ライダー』が55周年、そしてカードゲームの先駆的存在「遊☆戯☆王OCG」の原作漫画『遊☆戯☆王』も30周年を迎える。

    「仮面ライダーも’00年代のリニューアルが大きな転機となり、現在の人気につながっています。そして仮面ライダーは演じた若手俳優と見る側が共に成長しているのも興味深い。平成期に入ってからは魅力的ないわゆるイケメン俳優を起用することで、子供だけでなくその母親も熱狂するコンテンツに変化して人気の幅を広げました。『遊☆戯☆王』は8月に有明の東京ガーデンシアターでワールドチャンピオンシップが行われましたが、男女ともに年齢層も幅広く驚きました。そして特徴的なセリフが多く、それがネットを通じて広く知れ渡り、『遊☆戯☆王』は現役なんですよね。カードゲームで遊んだことがない人でも『ライフはゼロよ』なんて言葉は聞いたことがあるはず。こうして名台詞が残り続けるのは平成、令和ならではの愛され方だなと思います」

    その一方で日本は日々多くの作品が生まれるアニメ&漫画大国。なかでも時代の波にのまれず、長く愛され続ける作品には共通点があると中山さんは言う。

    「その一つが年齢層や性別を問わない存在であることです。昭和期は子供向け、男性向け、女性向けなど年齢や性別に分けた明確なターゲットがあり、年齢や属性により見るものが違っていました。でも今は親子で、カップルで、友人同士で楽しめる作品が人気を集めています。その代表格が今年30周年を迎えたアニメ『名探偵コナン』。メインキャラクターはそのままに、魅力的な新キャラが時代に合わせて登場する。そして子供が見ても楽しく、大人が見ても心に響く深みがある多層構造の物語づくりも、いま愛される長寿作品の特徴です」

    もう一つは、時代の価値観に合わせて変化していくこと。

    「ウルトラマンは近作で多様な家族の形を描いていますし、仮面ライダーも最新作『仮面ライダーマイス』は名家の使用人という設定で、主人公はライダー初のネズミ。十二支がテーマということで中華圏でも注目されそうです」

    物語の世界観は大事にしつつも今の時代に合わせ、より多くの人が楽しめる形を追求する。そんなしなやかかつ鮮やかな“変身”を遂げてこそ、タイムレスに愛されるコンテンツであり続けるのだ。

    『ウルトラマン』 Ⓒ円谷プロ

    『遊☆戯☆王』 Ⓒ高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社

    『仮面ライダー』 Ⓒ2026 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

    『名探偵コナン』 『名探偵 コナン 30号殺人事件』 9月25日(金)21時 金曜ロードショーにて放送。 読売テレビ・日本テレビ系全国ネット Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2026 TVアニメ『名探偵コナン』毎週土曜18時放送 読売テレビ・日本テレビ系全国ネット(※一部地域を除く) Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

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    EVENT&SPOT|現実にない体験に浸る新没入系イベント

    教えてくれた方

    Profile

    笹井裕子

    ささい・ゆうこ ぴあ総合研究所取締役所長、龍谷大学客員教授。ライブエンターテインメントが社会にもたらす価値について調査分析やマーケティングを行っている。

    時間や場所、演者と観客、すべての垣根を越えてその世界に浸れるイマーシブ(没入)イベントがさらなる進化を遂げている。

    「この秋もジャンルの枠を超えて開催されています」と、エンタメ事情に詳しい笹井裕子さん。

    なかでも大きな感動を呼んでいるのが「Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+」。故・坂本龍一さんとMR(複合現実)を手掛けるクリエイティブスタジオ「Tin Drum」が彼の人生最後の4年をかけ、共に構想し完成させた音楽イベントだ。

    「観客は透過型のヘッドセットを装着し、三次元の映像技術で再現された坂本さんのグランドピアノに向かう姿とその演奏を体感できるのですが、手が届きそうなほどリアルな姿を間近にして感動の涙を流す人もいるほどです」

    イマーシブ展示が定着しつつある美術展も新たな角度で進化中。

    「8月には新宿に没入型VRシアター・Storydive Theater WAHHHP(ストーリーダイブ・シアターワープ)がオープン。『永遠なるガウディ 〜VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡〜』展では、観客は建築家ガウディの弟子となり、彼の見た景色や創造の過程に入り込んで追体験することができます。また舞台エンタメでは、参加型イマーシブが活況です。その一つがアニメ×イマーシブのアニマーシブライブ。3月に開館したMoN Takanawaでこの秋始まる、注目の『竜とそばかすの姫-PROJECT LAYRA-』では、会場全体に作品世界を再現した没入空間が出現し、観客はその世界を全身で味わうことができる。これらすべてに通じる新しさは、現実を再現する技術として人気を集めたVRが、さらに進んで現実ではなしえない『人や作品との関わり方』を生み出していることです」

    その進化の背景には「体験することの価値」の高まりがある。

    「ネットで多くの情報に触れられる時代だからこそ、実際に足を運んで体験することがより重要になってきています。そして同じ場にいる人と感動を分かち合う喜びがそこにはある。イマーシブが生み出す体験は今後エンタメの枠を飛び越えて、教育などさらに幅広い世代へ浸透していくはずです!」

    Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+ 「Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+」 VS. 、2026年 Ⓒ2026 Tin Drum / KAB Inc. / commmons / VS. / WOWOW 撮影:浅野豪

    永遠なるガウディ ~VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡~ ⒸFOUNDATION Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

    アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫-PROJECT LAYRA-」 Ⓒ2021 スタジオ地図

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    ARTIST|活動の幅は無限大…既存の枠に囚われないアーティスト

    教えてくれた方

    Profile

    柴那典

    しば・とものり 1976年生まれ。音楽評論家、ジャーナリスト。『ヒットの復権』(中央公論新社)、『平成のヒット曲』(新潮社)、『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)など著書多数。

    他分野のスペシャリストが音楽界に登場したり、音楽と全く別ジャンルを掛け合わせるなど、これまでの枠組みでは説明しえないアーティストが脚光を浴びている。

    「自分で曲を制作、発信するハードルが低くなったことに加え、いくつものフィールドにまたがって才能を発揮する人が増えていることも大きな理由でしょう」と音楽評論家の柴那典さん。

    「映画監督でもある甫木元空さんとジャズの分野でも活躍する菊池剛さんからなる2人組ユニット『Bialystocks(ビアリストックス)』はその代表的存在。今年7月に日本武道館公演を成功させるなど、本格的に音楽活動をしながらそれぞれが自分の領域を持っている。そして初のアルバムを出した『スーパー登山部』も面白いです。メンバーが生粋の登山ガチ勢で山荘でライブなどもやっている。彼らはネイチャーポップなるものを提唱しているんですが、とても爽やかで洗練されたサウンドが山の景色とも合う。そして僕がいま注目しているのは、現代美術家・立石従寛さんの音楽プロジェクト『.Jvkn(ドットジュカン)』。現代美術やサウンドアートの分野で活躍してきた一方、若い頃は音楽を志していて、大人になってまた音楽に帰ってきたという異色の人です」

    音楽×◯◯という掛け合わせはこれまでもあった。けれど技術の進化で曲作りの壁が低くなったことで一層その傾向が強まった。

    「今はパソコンやスマホで制作、録音、編集ができ、配信代行サービスで楽曲を発信できる時代ですからね。でもそれ以上に肩書に対する価値観が変わったことが大きい。今までの日本には一所に専念することをよしとする美意識があった。でも副業が一般的になり、二足のわらじを軽やかに履き分けて活躍する人が出てきた。もちろん一筋に生きる音楽家の魅力は消えないけれど、どちらにも可能性がある時代になったんです。人々が情熱を持って好きなものを追求することで、音楽制作においてもまたさらに新しい組み合わせが生まれていくと思います」

    Bialystocks

    スーパー登山部

    .jvkn Photo by Ayaka Endo

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    取材、文・大澤千穂

    anan 2512号(2026年9月16日発売)より

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