「逆に崩れて見えました…」コスメマニアが唖然とした“NG下地メイク”

ビューティ
2023.05.19

文/古賀令奈

メイクの土台となる化粧下地。選び方や塗り方を間違えると、その後に重ねるベースメイクやポイントメイクに大きく影響する可能性も。そこで今回は、コスメマニアの筆者が「失敗しやすいNG下地メイク」をご紹介します。

塗りすぎて「白浮き」

近年流行しているトーンアップ効果が期待できる化粧下地は、ひと塗りで肌を明るく見せてくれる便利なアイテム。しかし、塗りすぎや重ね塗りは、想像以上に白くなりやすいので注意が必要です。

トーンアップしすぎて肌がくっきり白浮き

こちらはトーンアップ下地の一度塗りと二度塗りの仕上がりを比較したもの。一度塗りの方は自然に肌の色がワントーン上がり、透明感が出ています。しかし、二度塗りの方は素肌の色とかけ離れすぎて、境目がくっきりとわかるほど白浮きしています。

トーンアップ下地の上にファンデーションやパウダーを重ねると、さらに白くなってしまうことも。最終的な仕上がりの明るさを意識してメイクをすることが大切です。

皮脂くずれ防止下地で「シワが悪目立ち」

皮脂によるヨレや崩れが気になるからといって、皮脂くずれ防止下地を顔全体に使っていませんか? 皮脂吸着系の下地は乾燥しやすい可能性があるため、乾燥肌や混合肌の方は全顔に使わない方が安心かもしれません。

目の周りに皮脂くずれ防止下地を使ってシワが悪目立ち

特に筆者は、目の周りや口の周りは乾燥しやすいので避けるようにしています。写真で比較すると、保湿タイプの下地はシワが目立ちにくいですが、皮脂くずれ防止下地だとくっきりとシワが目立つように感じます。

乾燥肌や混合肌の方が皮脂くずれ防止下地を使う際は、皮脂の分泌量が多いTゾーンのみに使うのがおすすめ。それ以外の部分は保湿タイプの化粧下地を使い、部位によって塗り分けるとよいでしょう。

“ざっと塗り”で「ムラまみれ」

化粧下地の中には、塗り伸ばすのに時間がかかるものがあります。そうした化粧下地はさっと塗り広げただけではきちんと伸びず、ムラができやすくなります。

ざっと塗りで仕上がりがムラまみれ

きちんと塗ったつもりでも、たまった部分に厚みが出たり、細部が塗れていなかったりすると、ファンデーションを重ねたときにその部分が目立ってしまいます。

テクスチャーが固めの下地などにありがちなので、そうしたアイテムを使う場合は指の腹でゆっくりと丁寧に伸ばしましょう。

ムラができやすいという方は、ジェルや美容液状といった軽めのテクスチャーや、紫外線吸収剤を使ったものの方が伸ばしやすいでしょう。ただし、紫外線吸収剤を使ったものは伸びやすく肌なじみが良いものの、肌に合わない方もいるのでご注意を。

適切な選び方と塗り方で美しい仕上がりを目指そう

どんな化粧下地を選ぶか、どんなふうに塗るかで、その日の肌のコンディションが変わるでしょう。今回ご紹介したNG下地メイクを参考に、美しい仕上がりを目指してみてくださいね。

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