文/皆川みほ
リップが“テロテロ”しすぎている
ぷるぷるしたツヤのある唇は可愛らしい印象になるので、取り入れたいと思うこともありますよね。でもグロスなどの加減を間違えてしまうと、“テロテロ”しすぎてしまい、唇だけが浮いて不自然になってしまうことも。
年を重ねると、ツヤ感だけではなく、顔に合った落ち着きのある色味かどうかをチェックすることが重要だと感じています。手持ちのリップグロスではツヤが出すぎてしまうという場合は、一度唇に塗ってから軽くティッシュオフするのを忘れずに。
ベースを重ね塗りしている
アラサーになると「こんなところにシミが!」「今日はなんだか肌がくすんで見える…」といった悩みがどんどん出てきます。周りの人に察知されないために、隠すことを意識しすぎて、ついついファンデーションを厚塗りしてしまいませんか?
筆者も年々増えてくる肌悩みを隠すために、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションを重ね塗りして、“隠してます感”の出るベースメイクをしがちでした。しかし、その厚塗りが老け見えに繋がっていたのです。
肌悩みをすべて隠そうとしなくてもOK。本当に気になるところだけをコンシーラーで軽くカバーして、あとはサラッとファンデーションを塗るくらいで十分かもしれません。
ギラギラすぎるラメが浮いている
キラキラしていると華やかさが出るので、ラメ入りのアイシャドウを愛用している方も多いはず。しかし、大粒でギラギラ感の強すぎるラメだと目元だけ浮いてしまい、逆に老け見えしてしまう可能性も…。
アイシャドウを選ぶときは、なめらかな質感でパール感のある小さめのラメが入ったものがおすすすめ。上品で大人なアイメイクを演出できます。
アイラインが強すぎる
目元をくっきり見せるためにアイライナーを使っている方も多いはず。しかしアイラインを引くときにも老け見えのポイントが潜んでいます。特に筆者のような奥二重は、目を大きく見せるために太く濃く描いてしまいがち。老け見えするだけではなく、意図せずキツい印象に見えてしまうことも。
濃い色でアイラインを引きたいときは細さを意識。またブラウンなどの柔らかいカラーを使うことで、老け見えせずに目元を華やかに見せることができますよ。
“老け見え”を防いで、今の自分に合ったメイクを
老け見えしてしまうメイクのポイントは様々です。トレンドを追いつつ、年齢に合った自分らしいメイクをしていきたいですね。
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