文/並木まき
ポイントをおさえて“デパコス級”メイクに
アイシャドウパレットの選び方や使い方を間違えなければ、プチプラコスメだけでも、デパコス級にリッチなメイクに仕上がります。特に「大人メイクにプチプラは使いにくい」と感じている40代以上は必見です!
ポイント1:ラメやパール感のある配色のパレットを選ぶ
マットな仕上がりのアイシャドウもありますが、大人っぽいリッチメイクを目指すなら「輝き」と「ツヤ」が必要でしょう。ラメ感や、強めのパール感があるものを選ぶのがおすすめです。
特に40代以上はまぶたにくすみが出やすいので、ラメやパールが入っているシャドウを使って輝きを加えるのがベスト。明るい顔色に見せることができ、華やかな印象が強まりますよ。
ラメやパールのシャドウはポイント使いするよりも、まぶた全体へ幅広に塗るほうが明るい仕上がりに。また、仕上げにはまぶた中央から眉上のあたりに軽く広げておくと、奥行きが出て立体感の目元になりますよ。
ポイント2:重ね塗りは絶対!
プチプラアイシャドウのなかには、カラーが淡くて、一度塗りではしっかりと発色しないものもありますよね。リッチなアイメイクを狙うなら、重ね塗りはマストでしょう。
大人世代は二度塗りや三度塗りをして、パレット内の「見たままの色」が出るまで重ねるのがおすすめです。ポイント1でご紹介した“ラメ入り”や“パール感が強め”のアイシャドウなら、重ね塗りをしてもベタッとした印象になりにくいですよ。
またグラデーション塗りをするときには、色が混ざって汚く見えたり、色同士の境目が出たりしすぎないように注意。仕上げは指やブラシでしっかりとなじませましょう。
ポイント3:4色以上のパレットは全部の色を使わない
アイシャドウパレットは、プチプラでも3〜4色セットになっているものがほとんど。製品によってはもっと多くの色がセットされているものもありますよね。
3色パレットは一度にすべてのカラーを使うメイクがおすすめですが、4色以上がセットされているパレットの場合も「3色」までにとどめたほうが、リッチなメイクを狙えます。色が多すぎるとポップになりすぎたり、チープな印象が強まったりすることもあるため、3色までにとどめるのが上品さを出すコツです。
同じような色でグラデーション塗りをするときも、コントラストが強い色でインパクトを出したいときも、使うカラーは3色までに。この法則を守ると、アイメイクにまとまりが出るはずですよ。
プチプラアイシャドウの選択肢が豊富になっている今、「かわいい!」と思って買っても、狙いどおりのメイクにならないと、ガッカリしちゃいますよね。大人世代は、チープ感を出さずにプチプラを使いこなしましょう。選び方や塗り方のポイントをおさえて、上手に使ってみてくださいね。
©Jose Luis Pelaez Inc/gettyimages