文・三谷真美
うっかり日焼け予防&対策テク!
anan Beauty+ clubのメンバーに、日焼け対策や、日焼け後のケアについて教えてもらいました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
Q. うっかり日焼けをしたことがありますか?
YES 65%
NO 35%
気をつけていたつもりでも、うっかり日焼けをした経験のある人が65%と多いことがわかりました。そこで、「YES」と回答した人たちに、どのパーツを日焼けしてしまったのかも聞いてみました。
肩・腕
「ノースリーブで肩を丸出しにしていたら、日焼けしてしまった」(34歳・会社員)
「顔は日焼け止めを塗っていたけど、体には塗っておらず、長い間外に出ていたら日焼けした」(25歳・会社員)
耳
「耳以外は常に完全防備なのに、耳は日焼け止めを塗り忘れてしまう」(29歳・主婦)
「耳に塗り忘れてしまい、日焼けした」(34歳・会社員)
手や足の甲・くるぶし
「マリンスポーツをする際、レギンスを履いているので大丈夫だろうと油断していたら、足の甲がこんがり焼けた」(30歳・会社員)
「わかっていても、手の甲はうっかり日焼けしてしまう」(38歳・専門職)
「日焼け止めを、足の甲に塗り忘れていた」(34歳・会社員)
「レギンスとくるぶしソックスの間は、いつの間にか日焼けしていることが多い」(33歳・会社員)
肩や腕など、太陽に近く、日焼けしやすいパーツや、日焼け止めを塗り忘れやすい手や足の甲、くるぶしは、油断しないように気をつけましょう。他には、「彼とプールに行き、後ろに日焼け止めを塗ってもらったら、手形に日焼けした」(32歳・主婦)という、怒るに怒れないエピソードもありました。
Q. 日焼けをした後は、どのようなケアをしますか?
化粧水・美容液・クリームで保湿
「美白用の化粧水とビタミンC誘導体配合のスキンケアを、いつもより丁寧に行なっています。肌がヒリヒリしたサンバーンの場合は、抗炎症作用のある化粧水に切り替えます」(35歳・自営業)
「化粧水や美容液を塗りまくる」(34歳・会社員)
「肌の乾燥を防ぐために、ボディクリームをたっぷり塗ります」(35歳・専門職)
「美白効果のあるスキンケア用品を惜しまずたっぷり使う」(30歳・会社員)
フェイスパック
「フェイスマスクをつける」(34歳・会社員)
「化粧水でパックします」(32歳・主婦)
「ビタミンC」を飲む
「ビタミンCのサプリを飲む」(34歳・会社員)
「朝晩、ビタミンCを飲むことと、しっかり保湿をします」(29歳・主婦)
冷やす
「その日は保冷剤で冷やす!」(25歳・会社員)
「冷やしたり、保湿をします」(38歳・専門職)
たっぷり保湿をする人が圧倒的多数でした。
肌が熱を持った状態の時は、とにかく冷やすことが大切です。日焼けをした肌は、軽いやけどをした状態と同様です。ほてった状態を放置していると、炎症が進行してしまうので、しっかり冷やしましょう。
赤みやほてりが落ち着いたら、しっかり保湿してください。炎症が起きている肌に美白成分入りのスキンケアを塗ると、刺激になってしまうことがあるので、肌の炎症がおさまってから、美白ケアをするのがおすすめです。
Q. オススメの日焼け止めを教えてください!
「ニベアのポンプタイプの日焼け止めを使っています。ポンプで手軽だし、伸びが良くてストレスフリーに使えるので、日常使いにピッタリです」(30歳・会社員)
「ラ ロッシュ ポゼの、トーンアップライト。トーンアップの残り2種に比べて色が薄く、白浮きしにくい。混合肌向けと書いてあるが少し潤いを控えめにした程度なので、保湿力もあります」(29歳・主婦)
「アリーが1番効くと思っている」(32歳・主婦)
「Dear sisterの、シカ サンクリーム」(34歳・会社員)
「ビオレの、UV さらさらパーフェクトミルク」(33歳・会社員)
「ママバターの日焼け止め。オーガニックで肌に負担がかかりにくいので使用しています」(35歳・自営業)
使用アイテムにはあまり偏りがなく、それぞれのお気に入りがある様子。中には「正直どの日焼け止めを塗ってもみんなにビックリされるほど焼ける」(35歳・自営業)という人もいました。日焼け止めは、使用量が大切なので、効果を感じにくい人は、塗る量を調節してみましょう。
さらに、飲む日焼け止めを使用しているかを聞いたところ、「YES」と回答した人は、19%と少数派でした。使用している人は「ヘリオケア」が多く、皮膚科で購入したUVケア用のサプリを飲んでいる人もいました。
Q. 普段から、美白効果のあるコスメを使用していますか?
YES 47%
NO 53%
約半数の人が、普段から美白効果のあるコスメを使用していると回答。日焼け予防や美白への関心が高いことがわかりました。ちなみに、「美白効果」や「ホワイトニング効果」と記載されている商品は、「薬用化粧品(医薬部外品)」なので、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。
さらに、美白効果を期待してサプリ等を摂取しているかを聞いたところ、「YES」と回答した人は、12%と少数派でした。
美容ライターを10年以上続けている筆者は、季節問わず、抗酸化作用のある「ビタミンC」、皮膚や粘膜の健康を維持してくれる「ビオチン」、肝斑などの炎症を落ち着かせる「トラネキサム酸」を内服しています。サプリメントは効果を感じにくいため継続が難しいですが、続けることで、数年経っても肌老化の少ない、予防美容を期待することができます。
紫外線対策は1年中行ないましょう!
過度な日焼けは、シミやシワ、乾燥などをもたらす可能性があります。夏だけではなく、秋冬も紫外線を浴びるので、1年中、対策することが大切です。コスメやサプリなどで積極的に美白ケアを行いましょう。
(C)Konstantin Tsevelev/Getty Images