文・比嘉桃子
自分の汗やニオイが気になる女性多数!
anan Beauty club+のメンバーに、「自分の汗やニオイが気になりますか?」と質問をしたところ、「YES」と答えたのは約86%。9割近くの女性が自分の汗やニオイについて思うところがあるようです。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
汗が気になる部位は?
汗が気になる部位についてはグラフの通りで、最も多いのは「ワキ」という結果に。ワキ汗問題には毎年悩まされる人が多いようですね。筆者もグレーのTシャツを着たいのに、ワキ汗が気になってなかなか踏み出せずにいます…。
ニオイが気になる部位は?
一方、ニオイが気になる部位についてはこのような結果に。汗についてのアンケートと1位、2位は同じく「ワキ」「頭」。次いで「陰部」「足」となりました。
やはり汗が気になる部位については、ニオイも気になることが多いよう。とはいえ、ニオイは気づきづらいのが怖いところですよね。
汗やニオイの対策はどうしてる?
そこで、女性たちに気になる部位に対してどのような対策をしているのか聞いてみました。
「ワキは制汗剤を使っていて、その他汗拭きシートが使えるところは使う。足は足専用のものにしています」(30歳・会社員)
パーツによって使い分けているとのこと。これに加えて日傘やら日焼け止めやら、夏は荷物が多くなるばかりですよね…。
「背中については、汗じみが目立つような服は着ない。足はお風呂に入る時に消臭効果のあるボディソープでしっかりと洗う」(30歳・自営業)
汗じみが気になりはじめると、出掛けていても気が気ではなくなってしまいます。夏服を選ぶ際は、汗じみができにくいかチェックすると気が楽かも。
「ワキは朝着替える時に制汗剤。頭は丁寧に頭皮まで洗うように」(34歳・会社員)
制汗剤は安定して人気のよう。また、頭の汗やニオイについては日中の対策というよりも、お風呂でのケアに関するコメントが目立ちました。頭皮の汚れまでしっかりオフすることで、ニオイの元を退治する方が多いようですね。
「ハンディタイプの扇風機を持ってとにかく汗をかかないよう必死です(笑)」(30歳・会社員)
暑さ対策にもなるハンディタイプの扇風機。街中でも日常的に見かけるようになりました。少しでも暑さを軽減して、汗をかかないようにすることも大事な対策のひとつです。
メイク崩れを防ぐ方法は?
汗をかく季節、ニオイと共に気になるのが「メイク崩れ」ではないでしょうか。汗と共に流れゆくファンデーション…女性たちはどのように対策しているのでしょうか。
「夏はさらっとしたパウダーを使っています」(35歳・専門職)
夏のパウダー選びは慎重に。さらっと質感のパウダーを選ぶことで、だいぶ不快感を減らすことができます。筆者も夏はとにかくテカリ防止機能重視で、さらさらしたパウダーを調達。これでだいぶメイク崩れは楽になりました。
「ベースをあまり塗らず薄づきにする。少しは崩れにくくなります」(34歳・会社員)
ベースメイクを厚塗りしてしまうと、崩れた時が大変。夏はハイカバーのファンデーションよりも、カバー力高めのベースとパウダーのみで仕上げた方がいいこともあります。メイク崩れが気になる方は、ぜひベースメイクの見直しをしてみてください。
「メイクの最後に崩れないミストを使う。やらないのとは違うと思う」(39歳・専門職)
夏はメイク崩れを防止するミストのラインナップがずらり。メイクが崩れにくくなるだけでなく、崩れ方がキレイになるものもあるのでメイクが直しやすくなります。ぜひチェックしてみてください。汗っかきな方には、持ち歩きしやすいコンパクトなサイズのものがおすすめです。
顔の日焼け止めに関しては、塗りなおさない人が多数派
「顔の日焼け止めは塗りなおしていますか?」という質問に対しては、76%の方が「NO」と回答。メイクした後だと塗りなおしが難しいと感じている方が多いようです。
「YES」と回答してくれた方に塗りなおし方を聞いてみたところ、以下のようなコメントをしてくれました。
「スプレーか、日焼け止め効果のある携帯用の固形ファンデを使う」(38歳・専門職)
「ミルクタイプの日焼け止めを手に馴染ませて、顔にやさしく当てるようにつけています」(30歳・自営業)
多かったのは、日焼け止め効果のあるプレストパウダーを使うというもの。かなり手軽なので、塗りなおしを面倒に感じている人もぜひ試してみてください。
メイクの上から使える日焼け止めスプレーを1本持っておくのもいいですね!
他人の汗についても気になっちゃう…!
自分の汗だけでなく、他人の汗について気になる人も多いよう。アンケートでは86%と、約9割の人が「気になる」と回答していました。他人の汗が気になるシーンについてコメントをいただいたので、見てみましょう。
「電車の中や密室だと他人の汗が気になる。くっつくのも嫌だし、ニオイも気になる」(34歳・会社員)
「Tシャツの色が変わっているのが気になる」(31歳・会社員)
「配送業者の方の汗のニオイがすごかった」(31歳・その他)
「メチャクチャ汗をかいている人がぶつかってきて、私にびっしょり汗がついた」(34歳・会社員)
汗をかくのは仕方がないことだとわかっていても、不快に思ってしまうことってありますよね。特に電車などの密室空間は、汗やニオイについて気になる人が多いようです。
自分なりの対策を身に付けて、快適な夏を
汗やニオイの対策はさまざまですが、自分に合った対策方法をひとつ見つけておくだけでも気持ちが少し楽になります。
汗をかかない工夫をするもよし、かいたときの対策を講じるもよし。ぜひ女性たちのアイデアを参考に、自分にとって快適な方法を探してみてください。
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