文/並木まき
どんなメイクにもなじむ! 派手にならずに目元をはっきり見せるテク
「アイラインを引くと華やかになりすぎて、化粧がどぎつく、ケバい印象が強まってしまう」ことに悩んている方の声を聞くことがあります。特にアラフォー世代になってくると、目もとがぼんやりするのを防ぐために、アイラインを強めに引きたくなるときもありますよね。
でも、きちんとアイラインを引くほど、ケバケバしい雰囲気が際立ってしまうことも…。そんなお悩みを、たった3秒で解決できる方法をご紹介します。
あえての“空白”でケバさを回避!
アイラインを引くときに目頭から目尻まできっちり線を入れると、目ははっきりと大きく見えやすいものの、“線”の印象が強くなりがち。これがどぎつく見える原因にもなってしまいます。
そこで、あえて“線”にせず、黒目の真上あたりに“余白”をつくる描き方をすると、ケバさを回避しつつしっかり目元にインパクトを出せます。
アイラインで余白を作ると、見た目がおかしくなるのではと思う人もいるかもしれませんが、一度試してみるとなじむことに驚くはず。さらに、アイシャドウとの境目を少しだけぼかすと、より自然なラインに仕上がります。
画像は左側が“線”で描いたアイライン、右側が“余白”のあるラインです。左側の方がインパクトがある分、派手なイメージにも見えやすいですよね。
反対に、右側のように余白を入れると、目元をはっきりさせつつも強くなりすぎない印象になります。目尻は丁寧に仕上げるのが、余白を不自然に感じさせないポイントです。
今回は『M・A・C』「デュアル デア オールデイ ウォータープルーフ ライナー」のブラックを使用。余白を入れるテクニックは、ブラックのほかにもブラウンやネイビーなどの“濃いめカラー”を使うときにおすすめです。
一方、ホワイトやイエロー、水色、黄緑などの明るいアイラインで余白を入れると、余白が悪目立ちしやすいのでご注意を…!
アイラインに抜け感が出ると、派手になりすぎず、印象アップが狙えますよ。濃いめのアイラインに苦手意識があった人にこそ、ぜひ一度試してほしいテクニックです。