文/寒川あゆみ
牛乳石鹸は固形石鹸だけじゃない!?
固形石鹸のなかでも、「赤箱」や「青箱」がトレードマークの「牛乳石鹸」はなじみ深いですよね。
牛乳石鹸を発売している『牛乳石鹸共進社株式会社』は「ミルキィ」や「バウンシア」、「キューピーベビー」など、スーパーやドラッグストアでも見かけるようなブランドを数多く展開。筆者もそれらの商品を使用したことはあったものの、同じ会社だと知ったのはつい最近です。
なかでも牛乳石鹸は肌に優しくて持ちがいいうえに、価格もお手頃な人気商品。しかし管理のしやすさや、使い勝手のよさからボディソープを使っている人も多いはず。
そこで牛乳石鹸の定番「カウブランド 赤箱」と、牛乳石鹸のような優しい使い心地のボディソープ「ミルキィ ボディソープ」の違いを比較してみました。
固形石鹸「カウブランド 赤箱」の特徴
カウブランドの牛乳石鹸シリーズは、しっとりタイプの「赤箱」とさっぱりタイプの「青箱」の2種類があります。「赤箱」は1928年に、「青箱」は1949年に誕生しました。
「牛乳石鹸」は職人が5~7日かけて石鹸成分をかくはんし、クリーム状態にしているそう。肌を保護するミルク成分と、うるおい成分のスクワランが配合されています。
ネットで泡立てると、まろやかでクリーミーな質感に。優しいローズ調の香りがふわっと広がります。
やわらかな泡が肌をしっとり包んでくれて、とても優しい洗い心地。みずみずしく、しっとりうるおいを感じる洗い上がりです。
液体ソープ「ミルキィ ボディソープ」の特徴
「ミルキィ ボディソープ」は肌のうるおいを守るシアバター配合のボディソープ。汚れをすっきり落としながらも、しっとりすべすべ肌に洗い上がります。
種類は「やさしいせっけんの香り」、「フローラルソープの香り」、「シトラスソープの香り」の3つ。いずれも清潔感やさわやかさをイメージさせる香りで、ローズやジャスミン、スズランなどフローラルブーケ調の匂いがベースとなっています。
また無着色かつパラベン無添加で、皮膚アレルギーテスト済(※1)のため、子どもから大人まで使いやすいですよ。
※1 すべての方にアレルギーが起こらないということではありません
筆者は「やさしいせっけんの香り」を使用。ネットで泡立てるとふわっと軽やかな泡ができました。ミュゲやジャスミンをメインに、パウダリーとムスクが加わった優しい匂いです。
実際に体を洗ってみたところ、空気を含んだふわっとした泡に優しく肌を覆われるような感覚に。しかし洗い上がりはさっぱりとしています。
どちらの商品も洗い心地は優しい!
どちらも皮脂を落とし過ぎたり、洗い上がりに乾燥を感じたりすることはなく、優しい洗い心地でした。
ですが、「赤箱」の方が肌になじませたときにしっとり包まれる感触があるため、敏感肌や乾燥肌の方には特におすすめ。
一方「ミルキィ ボディソープ」は敏感肌や乾燥肌でも使えそうですが、しっとりした洗い上がりを望む方には少し物足りないかもしれません。とはいえ、固形石鹸だとヌメリ汚れや管理の手間に不安がある人もいるでしょう。使いやすさを重視するなら、ボディソープをチョイスしてみては?
どちらも共通して肌に優しい使用感なので、固形石鹸かボディソープで迷ったときはぜひ参考にしてみてください。
【商品情報】
「カウブランド 赤箱(レギュラー)」
価格:¥110
内容量:100g
【商品情報】
「ミルキィ ボディソープ やさしいせっけんの香り」
内容量:300ml/ポンプ付550ml/詰替用400ml
【参考】
『カウブランド』公式サイト
『ミルキィ』公式サイト