文/寒川あゆみ
「固形石鹸」を使うメリットとデメリット
固形石鹸は昔からあり、日々の暮らしに欠かせないアイテムと言っても過言ではありません。改めて、固形石鹸を使うことで得られるメリットとデメリットをまとめてみました。
【メリット】
・少量でも泡立ちやすい
・ボディーソープに比べて長持ちしやすく、コストパフォーマンスがいい
・界面活性剤や洗浄成分が必要以上に入っていないものが多いため、肌に優しい
・アイテムによっては顔も体も洗える
【デメリット】
・泡立てるのに手間がかかる
・水に濡れるとヌルッとして溶けやすいため適切に管理する必要がある
上記の点を考慮しながら、手軽に買える固形石鹼2種を比べてみます。
長年愛される「牛乳石鹸」と「花王石鹸ホワイト」を比較
今回筆者が比較したのは「牛乳石鹼」の大人気商品『カウブランド』の「赤箱」と、『花王』の「花王石鹸ホワイト」の2種です。
・「赤箱」の特徴
『カウブランド』の「牛乳石鹸」シリーズは、しっとりタイプの「赤箱」とさっぱりタイプの「青箱」があります。1928年に誕生した「牛乳石鹸」は、職人さんが5~7日かけて石鹸成分をかくはんしクリーム状態にしているそう。「赤箱」には肌の保護成分であるミルク成分と、うるおい成分であるスクワランが配合されています。
・「花王石鹸ホワイト」の特徴
『花王』から発売されている「花王石鹸ホワイト」は、品質を追求して130年。植物原料にこだわり、パームやしの種子に入っている胚乳を使った天然やしミルクや、天然スクワランが配合されています。
「牛乳石鹸」をレビュー!
「赤箱」は石鹸にも牛マークが刻印されたデザイン。疲れた気分をホッと癒してくれるやさしいローズ調の香りです。
ネットで泡立てると、きめ細かくなめらかでクリーミーな泡ができました。
肌を包み込むような優しさがあり、刺激なども感じませんでした。洗い流した後も肌のうるおいを守るようなみずみずしさとしっとり感があり、水気を拭き取るとすべすべな肌触りになります。
「花王石鹸ホワイト」をレビュー
「花王石鹸ホワイト」は石鹸に『花王』のマークが刻印されていて、華やかなホワイトフローラルの香りです。
泡立てると、空気を含んだようなフワッとした泡ができました。
「花王石鹸ホワイト」は刺激を感じない優しい使い心地。「赤箱」と違って、肌のうるおいやしっとり感を保ちながらも、さっぱりとした洗い上がりです。
どちらも少量でもすぐに泡立てることができ、乾燥肌や敏感肌の人でも安心して使えそうでした。
今回比較した2種それぞれのポイントとして、「赤箱」はローズの香りであるのに加えて、なめらかな泡立ちでしっとりすべすべな肌に洗い上がること。「花王石鹸ホワイト」はフローラルの香りで、フワッとした泡立ちでさっぱりした洗い上がりであることです。
石鹸選びに悩むことがあったら、ぜひ参考にしてみてください。
【商品情報】
カウブランド「赤箱(レギュラー)」
価格:¥110
内容量:100g
花王石鹸ホワイト(普通サイズ 3コパック)
価格:¥253
内容量:85g×3個
【参考】
『カウブランド』公式サイト
『花王』公式サイト