文・玉絵ゆきの
Q. お出かけする日(友だちと食事や仕事等)のベースメイクを教えてください
まずは、普段のお出かけ(友達との食事や仕事等)の日にどんなベースメイクをしているのか聞いてみました。
回答のなかで、一番多く使用されていたのは「化粧下地」。ファンデーションよりも、多くの人が使用している結果となりました。
最近は、化粧下地のカテゴリーでもカラーバリエーションが豊富で幅広い色を選べて、カバー力や日焼け止め効果もありつつ、軽い質感のものが各ブランドから発売されています。ほどよくファンデーションの役割を兼ねているので、より使用感が軽めの化粧下地が人気に集まっているのかもしれません。
Q. 自宅で過ごす日のベースメイクを教えてください
次に、自宅で過ごす日(在宅勤務等で自宅から出るとしても近所のコンビニ程度)のベースメイクは何を使っているか聞いてみたところ、圧倒的な回答数を得たのは「日焼け止め」。
anan Beauty+ clubメンバーはUVケアを重要視している美容感度高めな結果となりました。
あまり外出せず自宅で過ごすときでも、窓から紫外線は入り込むもの。また、パソコン作業をするならば、液晶からもブルーライトが放出されています。紫外線に加えてブルーライトも肌に悪影響を及ぼすので、在宅勤務時の日焼け止めは、ブルーライトカット機能付きを選ぶと良いです。
「その他」の回答を選択したanan Beauty+ clubメンバーに、詳細を聞いてみると「何もしていません!」(30歳・会社員)、「何もしないです(笑)」(34歳・専門職)と、素肌のまま外出しているひともチラホラ。「何か塗らなきゃ」と思いつつ、自宅にいるときくらいすっぴんの解放感を満喫したい気持ちもやっぱりありますよね。
Q. ベースメイクで「以前は使っていたけど使わなくなった」「使用回数が減った」ものを教えてください
最後に、ベースメイクで「以前は使っていたけど使わなくなった」「使用回数が減った」ものを教えてくださいと質問したところ、回答NO.1は「ベースカラー」でした。
マスク生活でベースメイク自体しなくなった
「マスク生活が定着化して、明らかにメイクが薄くなりました。眉毛やアイシャドウなど見える部分だけメイクすることが多いです」(38歳・自営業)
「出掛けないからベースメイクをしなくなった。それでも変化は特に感じません」(33歳・会社員)
「近所くらいの外出ならファンデーションを塗らなくなった。クレンジングが楽になったのと、素肌をきれいにする意識が高まりました」(30歳・会社員)
「BBやCCはマスクをしているとよれやすい気がして、やめました!」(30歳・会社員)
「シンプルに面倒になって、使わなくても問題なかったのでそのままです」(31歳・会社員)
外出頻度が減ったことと、マスクで顔が覆われていること&マスクヨレやムレを直す煩わしさで、多くの人がファンデーションやBBクリーム、CCクリーム等のベースメイクをしなくなったと回答。なかにはベースメイクをやめたことで「ファンデーションを使っていたときの方が老けて見られていた。きっとナチュラル感がなかったのかもしれません」(37歳・契約社員)と、新しい発見があり自分メイクを見直すきっかけになった人も。
ベースメイクをしなくなったことで自分の素肌と向き合う人も多く、スキンケアを念入りに行っているという回答も複数ありました。
ベースメイクをやめて、素肌をキレイにする意識が高まった
「基礎化粧品を丁寧にし始めてから、これまでほどコンシーラが必要なくなった。また、顔全体にファンデを塗らず、必要なところだけ塗る方法を知ってから、毛穴も目立たなくなりました」(45歳・自営業)
「無駄に隠さなくなって素肌がきれいになった」(35歳・自営業)
今までベースメイクでカバーしてた、「シミ」や「くすみ」などの肌トラブル。
ベースメイク自体をしなくなり、自分の素顔を確認する機会が増えたことでスキンケアをより丁寧に行うようになり、その効果を実感しているとうらやましい回答が。
また、これまで厚く塗る必要が無い部分でもなんとなく重ねていたファンデーションやコンシーラー類をしなくなったことで肌への負担が減り、素肌がキレイになったという人もいました。
また、コロナ禍のオンライン会議で自分の顔をモニターで確認し「これはヤバい!」と、スキンケアを始める人もいたり、美容好きはマスク生活でメイクに凝れない分、スキンケアにやる気を出す人もいます。ベースメイクをしなくなったことで、より自分の肌と向き合うきっかけとなっている様子です。
以上が、anan Beauty+ clubメンバーによる最新リアルなベースメイク事情でした。
がっつりベースメイクはしなくとも、自宅でも日焼け止め対策はして、スキンケアをこれよりも丁寧に行うという、anan Beauty+ clubメンバーのバランスのよい過ごし方、参考にしてみては!
(C)Sharlotta/Getty Images