文・小田原みみ
ベースメイクアイテムを使い切っていますか?
シミ、しわ、くすみ、赤みなどをカバーし、毎日のメイクに欠かせない化粧下地やファンデーション。ひとつ買うと、毎日使用してもしばらくもつのですが、最新のコスメ情報や口コミを見るとあれこれ使ってみたくなります。
皆さん、ベースメイクアイテムっていつも最後まで使い切っているのでしょうか? また、使わなくなったアイテムはどうしているのでしょうか? anan Beauty+ clubのメンバーにリサーチしました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは化粧下地について。
8割近くのかたが、化粧下地を使い切っているようです。きちんとメイクをしない日でも、紫外線対策として使用している人が多いからなのかもしれません。一方で、2割のかたは最後まで使い切らないそう。使わなくなった化粧下地はどうしているのでしょうか?
「もう使わないなと思ったら捨てる」(32歳・会社員)
「何か月も使用していなければ処分する」(30歳・会社員)
「何年か保管しておいて、大掃除の時に捨てる」(30歳・その他)
「飽きたら捨てる」(31歳・自営業)
処分のタイミングや理由は人それぞれ。その中でも、「何か月も…」や「何年か…」という回答からわかるように、使わなくなっても「とりあえずもっておく」という回答がいくつか見られたのが特徴的でした。「常時数種類使用していて、どれも使い切れない。今後は最後まで使い切れるように厳選して購入したい」(31歳・自営業)という意見もありました。
続いて、ファンデーションについて。
ファンデーションを最後まで使い切っているかたは半分強にとどまりました。どのようなタイミングで処分しているのでしょうか?
「新しいものを買ったら捨てる」(34歳・会社員)
「季節の変わりめなどに捨てるようにしている」(35歳・自営業)
「パウダーファンデーションは、お気に入りのものを使い切ってから新しいのを購入する。だけど、リキッドファンデーションは肌に合うものが少なく、使い切ったことがない」(37歳・専門職)
なかでも「新しいものを買ったら捨てる」と回答されている方が一番多く、使わなくなったファンデーションを「とりあえずとっておく」という方はほとんどいませんでした。
理想の肌を作るファンデーション。あと数日分は使える量が残っていても、少しでも新しいものを使いたいという気持ちが感じられました。また、「母にあげる」(31歳・主婦)、「メルカリで売る」(30歳・その他)という回答もあり、第3者の手に渡るというのもファンデーションの処分法で特徴的でした。
マイベスト・ベースメイクコスメに出会いたい
肌質は人それぞれかつ、乾燥や汗など季節の影響を受けやすい私たちのお肌。だから、コレ! といったベースメイクアイテムに出合うのは至難の業。自分の肌にぴったり合うオンリーワンのコスメに出会いたいですね。
(C)Parkpoom Yeesoontes/EyeEm/Getty Images