顔が大きく見える… “小顔のプロ”監修「むくみに繋がるNG食事」の特徴と対策

ビューティ
2024.08.23

美容ライター・国際中医薬膳師/坂本雅代

一生懸命小顔ケアをしているのに、まったく変化がないという方は、NG習慣をしているのかもしれません。顔のむくみに繋がる行動をしていませんか? 今回は、小顔管理士や国際中医薬膳師の資格を持つ筆者が「むくみに繋がるNG食事」を解説します。

塩だけがむくみの原因ではない

塩だけがむくみの原因ではない

しょっぱい食事、味が濃い食事がむくむ原因になる、というのは聞いたことがある方も多いはず。ですが、実は砂糖を大量に使った甘いお菓子もむくみの元となります。糖分も塩分と同じように水分を抱え込む性質を持っており、糖分を摂りすぎるとむくみの原因になるとされます。

甘いものが欲しいけれどむくみたくないときは、カリウムが豊富に含まれる果物や野菜の甘さを活用しましょう。おすすめは、とうもろこしやさつまいも。とうもろこしはそのまま食べるのはもちろん、とうもろこし茶は利尿作用のある薬膳茶として中国や韓国でポピュラーです(ヒゲ入りはさらに効果が高いとされているようです)。さつまいもはカリウムが豊富に含まれ、皮ごと食べると美容効果も期待できますよ。

水分の摂りすぎ、摂らなすぎに注意

むくみ論争で「水分の摂りすぎ」と「水分の摂らなすぎ」のどちらも見かけますが、体質や生活環境によって適正な水分量は異なるため、個人差があると考えています。

適正な水分量をご自身で見つけることが大切だと思いますが、日常的な水分補給には糖やカフェインが多く含まれているジュースやコーヒー、利尿作用が高く余計に水分を体外へ出してしまうお茶よりも、純粋に“水”がおすすめです。喉が渇く前にこまめに摂るといいでしょう。

噛まない食事

噛まない食事

よく噛む食事は頬が動くので、むくみ防止にもつながります。口をよく動かす職業の方は、やはり若々しく見える方が多いような気がしませんか? よく話す、よく笑う方は顔の筋肉がしっかりあり、よく動かすことで巡りがいいのだろうと感じます。

普段あまり話さない職場環境の方や、パソコンに向かう仕事だという方は、食事が顔を動かすチャンスです。しっかり噛んで食べれば満腹感にもつながり、ダイエットにもうれしい効果が期待できます。よく噛んで、むくみにくい習慣をつけましょう。

まとめ

体の中に摂り込んだときに薄める必要があるような食事を避けること、適切な水分で常に巡りをよくすること、よく噛むことでむくみにくくなります。調味料を減らして出汁を取り入れてみるなど、ぜひ習慣を見直してみてくださいね。
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筆者情報

坂本雅代
サロン経営や講師などエステ業界に16年携わり、男女延べ一万人以上を施術。小顔管理士や国際中医薬膳師などの知識を基に、食や美容、健康などのジャンルでライターとして活動中。

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