文/寒川あゆみ
STEP1:帰宅したら、日焼け止めや汚れを優しく落とす
肌には汗、外気、日焼け止め、メイクなどの汚れが付着しています。日焼け後のケアをする前に、顔の場合はクレンジングや洗顔料、体の場合はボディソープや石けんで汚れを落としましょう。
日焼けによって赤みやひりつきなどを感じる場合は、ボディタオルなどは使わず、手で肌の上で泡を転がすように優しく洗ってください。
STEP2:水で冷やし、肌の熱を取り除く
日焼けをすると肌の表面が熱をもったような感じになったり、赤みが出ることがあります。わかりやすくいうと軽い火傷のような状態です。
まずは水で肌の表面の熱を冷ましましょう。このとき、氷水で冷やしたり、凍った保冷剤を使用したり、勢いの強い水を肌に当てる人がいますが、赤みやひりつきがある場合は凍ったものや水圧の強いものは刺激になってしまいます。冷やす場合は常温~少し冷たい水を使用しましょう。
蛇口やシャワーを使う場合は、もう片方の手で覆いながら肌に刺激を与えすぎないようにしたり、水を張った桶やバケツに日焼け部位を漬けて冷やしてみてくださいね。
STEP3:化粧水、シートマスク、ジェルを活用して保湿をおこなう
日焼けから数日経つと、かゆみや皮のめくれを感じることがあると思います。紫外線を浴びると肌が乾燥しやすくなるため、肌を冷やしたあとは保湿タイプの化粧水をなじませてうるおいを補いましょう。
化粧水のあとに保湿タイプのシートマスクやジェルを重ねると、うるおいが持続しやすくなり、乾燥によるかゆみ・皮めくれを軽減したり、将来のシワやシミの予防にもなりますよ。
「今日焼けちゃった...」という場合はSTEP1、STEP2、STEP3をおこなう
近場の外出、ドライブ、海や川などのレジャー、テーマパーク、旅行などで日差しを多く浴びた場合、肌は赤くなっていなくても日焼けしていることがほとんどです。STEP1、STEP2、STEP3をおこなって肌にこもった熱を取り除き、保湿をおこないましょう。
1週間ほどはSTEP3を続けよう
日焼け直後など、肌が赤くなっていたり、ヒリヒリする日は冷却や保湿を頑張る人が多いですが、数日経って症状が落ち着くとケアをやめてしまう人が多いです。日焼けの数日後から肌の乾燥や皮めくれなどが目立ちやすくなるため、赤みやヒリヒリが落ち着いたあとも保湿ケアを念入りにおこないましょう
真夏は対策をしっかりしていても「日焼けしてしまった!」という事態になりやすいです。日焼け直後の冷却や保湿はとても大切なステップなので、ぜひ参考にしてみてください。
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筆者情報
寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty