下腹の引き締め
「ベッドの上だと、下腹部に入るはずの力が逃げてしまう気が」(編集N)。「スプリングの反動で脚が上がってしまうため、下腹部の力で上がれるように床で行うのがベスト」(三浦さん)
LEVEL1:ヒップレイズ(左右各10回)
1、床に仰向けになり、右脚のひざに左の足首を乗せる。両手は後頭部に添えて、おへそをのぞき込むように背中を丸める。伸ばした右脚を床から少し浮かせてスタート。
2、右脚を曲げて胸に引き寄せると同時に上体もさらにアップ。お腹をキュッと縮めたのち、1に戻す。ひざとおでこが近づく瞬間は勢いをつけ、お尻を高く引き上げるとなおよい。目線はお腹に向けて!
LEVEL2:レッグアップリフト(10回)
1、仰向けになり、両脚を揃えて床と垂直にまっすぐ上げて足首を曲げる。手のひらを床に向け、お尻と床の間に両手を置く。目線は上に。
2、吐く息に合わせて足の裏を天井方向に突き上げるように床からお尻を引き上げ、1に戻す。少し勢いをつけてもOK。ただし両脚は必ず床と垂直方向をキープすること。ひざは軽く曲げても大丈夫!
LEVEL3:オルタネイトレッグレイズ(10往復)
1、床に仰向けになり、両手を頭の後ろに添えて上体を少し起こす。両脚を床から浮かせて、左脚を上に、右脚を下にずらす。
2、フッフッフッとテンポよく息を吐きながら、リズミカルに左右の脚を入れ替える。このとき腰が反りやすいので、お腹は常に床に押し付けるイメージで縮めておくこと。腰が辛い人は脚を高く上げてみて!
三浦香織さん 西麻布のプライベートジム『デポルターレクラブ』チーフトレーナー。多くのアスリートや著名人をサポート。著書に『キレイに歳を重ねるPOSITIVE KAORIメソッド』(光文社)。
※『anan』2020年7月1日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・KOMAKI モデル・奥間 唯 取材、文・黒澤祐美 撮影協力・Gap
(by anan編集部)