美容エディターの鵜飼香子さんとコスメコンシェルジュの小西さやかさんが教えてくれました。
エイジング は20代から。
鵜飼:エイジングケアでは、20代から取り組むアーリーアンチエイジングの波が来ていますね。
小西:秋に出たイプサの「ターゲットエフェクト」とか、1月に発売されるディオールの「カプチュール ユース」ですね。どちらも、カウンセリングでコスメを選ぶところが楽しい。
鵜飼:ディオールのカウンセリングでは、スキンアナライザーというマシンで水分やハリのほかに、抗酸化力の目安を測定できるようになったそうです。
小西:酸化は肌老化の主要原因のひとつだから、抗酸化力が低い人は、早いうちからエイジングケアをスタートしたほうがよさそうですね。
鵜飼:イプサは将来たるみそうな肌なのか、シワになりそうな肌なのか。ディオールは乾燥やたるみ、赤み肌とか、5つの悩みから美容液を選べますね。
小西:イプサの、表皮の酵素が真皮にダメージを与えるという知見は目新しく感じます。これまでは、紫外線による真皮ダメージへのケアが多かったので。
鵜飼:なるほど。私は最近、エネルギー不足っぽい若い女性の多いことが、気になります。覇気がなかったり、肌がくすんでいる人が多いんです。話を聞くと、カロリーを意識して栄養不足の人が多くて、体内の巡りが悪いみたい。
小西:今からだと、5年後・10年後の肌が怖いですね。
鵜飼:予防って本当に大切。若いうちこそ、将来シワシワおばあちゃんになるか、ツヤッと可愛いおばあちゃんになるかの分かれ道ですね。
大気汚染対策と美肌効果が要。
小西:UVカットは、’17年の春に続き、大気汚染からも肌を守ってくれるアイテムがたくさん出そうですね。
鵜飼:ランコム、SK-IIなどは、’17年に発売したアイテムと同じように大気汚染ガードを盛り込むみたいです。メナードも大気汚染対策を強化するとの噂。
小西:UVカットじゃないけど、シャネルもメイクの上から吹きつけて大気汚染を防ぐスプレーを、発売するとか。そういえば、’17年に発売された日焼け止めを調べたら、ハイブランドでは9割が大気汚染防御を打ち出していたんですよ。次はさらに上回るかも。大気汚染への関心の高さがうかがえますね。
鵜飼:大気汚染がシミやシワを増やすっていう報告、いろんなブランドがしていましたね、恐ろしい。だから私は、家に帰ったらすぐブラシで顔や体のホコリを取ります。
小西:さすがです!
鵜飼:それと、ラ ロッシュ ポゼ、ドクターケイみたいに、塗ってすぐ肌の透明感が増すトーンアップ効果のあるUVカット剤も’18年は要チェック。
小西:韓国では既に、トーンアップクリームが流行っているんですよね。使ってすぐ肌がキレイに見えるから、お手入れを続けるモチベーションになるかも。
鵜飼:確かに。肌の変化をすぐに実感できるコスメだと、嬉しくて、毎日続けようっていう気になりますよね。
小西:大気汚染や紫外線から肌を守りつつ即、キレイに見せる。’18年のUVカットの定番になりそうですね。
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