角 佑宇子

ストレス溜まってない…? 同棲カップルに起こりがちなケンカと対処法 ♯80

2018.6.2
恋バナでよく取り上げられる話題のひとつ「彼氏と同棲すべきか否か問題」。人や事情が違えば結果も大きく変わるので、永遠に答えの出ないテーマでもありますよね。私個人としては同棲は否定派でしたが、結婚し一緒に生活をしている今、同棲しておくメリットも理解できるようになりました。そこで今回は、同棲で起こりがちなケンカの原因とそして対処法を、実体験を交えてご紹介します。

生活習慣の違いが一番のストレス

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【リアルな夫婦生活】vol. 80

どんなに愛し合っている恋人同士であっても、育ってきた環境の違う人間同士が一緒に生活にするとなると、愛情だけでカバーできないこともあります。そのひとつが “生活習慣のズレ”。例えば、お皿の洗う順番、冷蔵庫の収納の仕方、使っている調味料のメーカーが違う、朝はご飯派なのかパン派なのか。大きなケンカに及ぶほどではないけれど、スムーズにわかり合えないことでジワジワと効いてくるこのストレス...。

「うちの家族ならコレが当たり前だったのに...…」と言いたくなる気持ちを我慢して、お互いに折り合いをつけながら、二人の中で新しいルールを作っていかなくてはいけません。同棲するうえで多くのカップルが経験するケンカの原因はこうしたズレによるものが一番多いのではないでしょうか。

しかし、小さなことでケンカしたくないと、衝突を避けるために我慢したり、逆に自分のルールを相手に押しつけようとすると、やがて大きな亀裂となって「価値観が違うから一緒には住めない」という決断になってしまうことになります。ひとつひとつの小さな違いを見落とさずに、二人の間で冷静に話し合って、譲歩しあうことが同棲生活をスムーズに過ごす大切なポイントだと自身の経験上感じています。

生活ストレスが関係破綻に繋がることはある?

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恋人期間中に同棲するメリットとして多く言われているのが「結婚する前に相手の生活パターンを見られるので、結婚を続けられるかどうかの判断材料になる」とのこと。確かに、先にお伝えしたような生活習慣の違いやズレ、価値観の違いを結婚前に共有することで、相手と結婚生活を続けられるかどうかを判断するメリットがあります。折り合いがつけられる相手なのかどうかは同棲してみないとわからない部分ですものね。

ただ、個人的には結婚する前に相手の生活習慣の全てを見てしまうと、結婚したいと思う純粋な気持ちが削がれてしまうリスクのほうが高いかなと感じます。先に結婚をしてしまえば、たとえ後々になって「相手のこんなところが嫌!」とわかっても、それが相当なこと(浮気やDVなど)ではない限り、結婚生活を続けようとするのが大半の人の考えではないでしょうか。

しかし、恋人同士だと結婚前のお試し期間なので、合わないと感じれば途中で恋人関係を破棄すれば良いだけのこと。結婚よりも縛りがキツくないので「この人よりもっと良い相手がいるかもしれない」という気持ちになる可能性もおおいにあります。私自身ももし、結婚が先ではなく同棲が先だったら今の夫を選んでいたか……それはわかりません。

結論として言えるのは、生活パターンのズレが関係に亀裂を生むというより、一緒に生活することで相手のカッコ悪い部分が見えて恋心がだんだん冷め、それが関係にピリオドを打ってしまう可能性があるのだと感じています。

期間限定の同棲なら理想的!

同棲は結婚を視野に入れた夫婦一歩手前のカップルですが、現時点ではまだ恋人同士です。いつでも簡単に関係を解消できてしまう間柄で同棲期間が長くなると、良くも悪くも相手の全てを把握してしまい「この人とどうしても結婚したい!」という熱が薄れてしまうことにもつながります。

なので、できれば事前に二人で「いつまで同棲をして、いつ頃結婚にシフトするのか」という話し合いをしたうえで同棲をスタートさせると理想的な同棲生活を始められるのではないでしょうか。同棲するメリット・デメリットを把握し、お二人にとって最良の選択を選んだくださいね。



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