「幸せになれるはずがない」… 結婚直前まで不倫していた女性が驚いた「サレ妻の逆襲」【前編】

「幸せになれるはずがない」… 結婚直前まで不倫していた女性が驚いた「サレ妻の逆襲」【前編】

文・塚田牧夫 — 2023.11.12
結婚を控えている身であれば、幸せにあふれ、これから先を見据えて準備をしていく段階のはず。しかし、そんなときに不貞行為に走る人もいるようです。悠里さん(仮名・31歳)も、パートナーを裏切るような行動をとってしまったそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。

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浮気しながらの妊娠発覚

「私が28歳のときでした。そのころ1年ほど付き合っている恋人、雅人(仮名)がいたんですが、実はそれ以前から既婚者の男性とも付き合っていたんです。
彼はお金も持っていたので、たまに会っておいしいお店に連れて行ってもらったり、相談にのってもらったりという関係でした。なので、私のなかではさほど罪悪感はなかったんです。
そんなある日、妊娠が発覚。不倫相手の彼とはそういう関係もほとんどなかったため、雅人の子どもだと確信していました」

知らない番号から電話が…

「雅人に妊娠したことを告げると、とても喜んでくれて、自然と結婚の方向に話が進んでいったんです。一方で、不倫相手の彼にもそのことを伝えました。彼もやはり、“おめでとう”と言ってくれました。
そして不倫相手とは、“もう会わないほうがいい”という話に。寂しさはありましたが、これも人生の分岐点であり、仕方ないことだと受け入れて、結婚の準備に入っていきました。
ご両親への挨拶、結婚式場選びなど、慌ただしく過ごしていたある日のこと。私のスマホに、知らない番号から電話がかかってきたのです」

「幸せになれるはずがない」と言われ…

「幸せになれるはずがない」… 結婚直前まで不倫していた女性が受けた「サレ妻の逆襲」【前編】

「電話に出てみると、不倫相手の妻でした。おそらく彼のスマホを盗み見て、連絡先を知ったのでしょう。
彼女は“以前から関係は知っていた”と言い、私と別れたことも把握していました。そして、別れた理由が私の妊娠と結婚であることまで、情報は筒抜けのようでした。逆に、それだけ知っていてよく今まで黙っていたものだと思ったほどです。
不倫相手の妻は、私が結婚して幸せになるのが許せなかったよう。“悪事を働いておいて、幸せになれるはずがない”と言ってきました。だんだんとヒートアップする彼女に対して、私も腹が立ってしまって…。
そこで、“別れたんだから関係ない”と言い返し、“別れればそれでいいのか”と向こうが言いかけたところで、一方的に電話を切りました」

不倫相手の妻からの密告

「数日後、雅人から“話がある”と連絡が来ました。式などについての打ち合わせかとも思いましたが、違いました。スマホを見せられ、“こんな連絡が来たんだけど”と言うのです。なんと、相手は不倫相手の妻。SNSで、不倫を密告するような内容のDMを送りつけてきたのでした。
雅人は酷く取り乱していましたね。結婚を目前に控えているだけに、それも当然です。私は、もうここは正直に話をするしかないと思いました。
不倫相手とは、雅人と付き合う前からの関係だったと。でも、雅人と付き合ってからはたまに会うだけ。年上ということもあり、“相談にのってもらっていただけ”と伝えました。“肉体関係はなかった”と断言すると、雅人も少し落ち着いたようでした。ただ、“ちょっと時間がほしい”と言われてしまい…。
私は、もう待つしかありませんでした。その後、雅人から連絡が来て、“悠里を信じる”と言われ、なんとか関係を維持することができました。そのときは、破滅に向かわずに済んでホッとしたことを覚えています」


結婚直前まで不倫していた女性の「みじめな末路」とは… 後編に続きます

“結婚直前まで不倫していた女性の告白”をご紹介しました。
不倫相手の妻からの、「幸せになれるはずがない」という発言は、もっともな意見でしょう。他人の家庭を脅かしておきながら、自分だけ幸せな家庭を築けるはずがありません。今は良くても、いつかは問題が生じてくるはずです。

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