不倫 浮気 毒親 母 過干渉 運命 悲劇 悲惨 地獄 体験 結末 末路

「不倫相手を母に奪われました…」親の呪縛から逃げ惑う「25歳女性の壮絶体験」【前編】

文・菜花明芽 — 2023.7.27
ひょんなことがきっかけで不倫に身を落とす人は少なくありません。今回は、自分の悩みを相談するうちに、いつの間にか既婚男性と親密になってしまった25歳女性のエピソードをご紹介します。

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母の過干渉に耐えかねて…不倫相手に癒しを求める日々

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愛さん(仮名・25歳)は、ひと回り以上年の離れた上司(友也さん・仮名・40歳)と不倫関係にあると言います。なぜ、彼女は先の見えない恋愛に足を踏み入れてしまったのでしょうか。

「物心ついた時には父親がおらず、ずっと母(真理子さん・仮名・47歳)と二人で生きてきました。でも、私は歳を重ねるごとに漠然とした『生きづらさ』を感じるようになって。母に少しでも帰りが遅いと『どこで何をしていたの! 』と詰め寄られたり、何か失敗するたび『母さんの言う通りにしなかったから』ととがめられたり…。

こんな風に干渉する母は典型的な毒親だったのです。私は思い悩んだ末に、いつも気にかけてくれる上司の友也さんに母のことを相談。それをきっかけに彼と一気に深い仲になりました」

友也さんはありのままの愛さんを受け入れてくれたので、一緒にいると心が満たされたそう。しかし、この不倫関係もすぐに母の知るところになったのだとか。

「どうやら母は私の手帳を盗み見ていたようです。友也さんとデートする日にハートマークを描いていたので、すぐに男性と会っていることがバレてしまって。母は『大して仕事もできないのに恋愛にうつつを抜かすなんて』と私を責めつつも『相手は一体どういう人なの…? 』と探りを入れてきたんです。

挙句の果てに『今度、彼氏を家に連れてきなさいよ』『あなたにふさわしい相手かどうか母さんが見極めてあげる』と言う始末。根負けした私は『彼は既婚者だから、母さんに会わせることはできない』と正直に事実を伝えました」

衝撃的な愛さんの告白に母はすぐさま逆上したと言います。「不倫からは何も得られない」「あなたはいいように使われているだけ」と彼と別れるよう説得してきたそう。そんな母の言葉を聞き流していた愛さんに、この後予想もしない展開が待っていたのです。

母と不倫相手の密会を目撃…その時彼が放った驚愕の言葉とは?

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「休日一人で買い物に行った時、私は信じられない光景を目にしました。なんと母と友也さんがカフェの窓際でお茶をしていたのです。

私の不倫をやめさせるため母が彼に接触したのだと思って…すぐに二人の元へ駆け寄り『母さん何しているの! 』『私は友也さんと絶対に別れないわよ』と言い放ったのですが…」

愛さんは、その場のただならぬ空気に嫌な予感がしたと言います。すると友也さんから信じられない言葉を聞かされることに…。

「『バレたのなら仕方ないな…もう君に愛情はないよ』『今、俺は真理子さんと付き合っているんだから』と言うじゃないですか。よくよく話を聞いてみると、彼は私のために母を注意しようと会う約束を取りつけたのだとか。

でも、友也さんはすぐに母のとりこになったそう。彼は『君たちはとてもよく似ている』『ちょっとした仕草がかわいいところがそっくり…年上好きの俺には真理子さんの方がぴったりなんだ』と涼しい顔をして。こともあろうに私は母に不倫相手を奪われてしまったのです」

突然彼に捨てられてしまった愛さん。友也さんと母が交際していると知った以上、もう実家にはいられないので、急遽家を出るしかなかったそうです。しかし、元々は愛さんが不倫に走ったことが原因なので、この結果は「自業自得」と言えるのではないでしょうか。


悲しみに暮れる愛さんにさらなる悲劇が襲いかかることを、この時は誰も知る由はなかったのです。
気になる後編はコチラをどうぞ。


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