「不倫相手を母に奪われました…」親の呪縛から逃げ惑う「25歳女性の壮絶体験」【前編】
母の過干渉に耐えかねて…不倫相手に癒しを求める日々
愛さん(仮名・25歳)は、ひと回り以上年の離れた上司(友也さん・仮名・40歳)と不倫関係にあると言います。なぜ、彼女は先の見えない恋愛に足を踏み入れてしまったのでしょうか。
「物心ついた時には父親がおらず、ずっと母(真理子さん・仮名・47歳)と二人で生きてきました。でも、私は歳を重ねるごとに漠然とした『生きづらさ』を感じるようになって。母に少しでも帰りが遅いと『どこで何をしていたの! 』と詰め寄られたり、何か失敗するたび『母さんの言う通りにしなかったから』ととがめられたり…。
こんな風に干渉する母は典型的な毒親だったのです。私は思い悩んだ末に、いつも気にかけてくれる上司の友也さんに母のことを相談。それをきっかけに彼と一気に深い仲になりました」
友也さんはありのままの愛さんを受け入れてくれたので、一緒にいると心が満たされたそう。しかし、この不倫関係もすぐに母の知るところになったのだとか。
「どうやら母は私の手帳を盗み見ていたようです。友也さんとデートする日にハートマークを描いていたので、すぐに男性と会っていることがバレてしまって。母は『大して仕事もできないのに恋愛にうつつを抜かすなんて』と私を責めつつも『相手は一体どういう人なの…? 』と探りを入れてきたんです。
挙句の果てに『今度、彼氏を家に連れてきなさいよ』『あなたにふさわしい相手かどうか母さんが見極めてあげる』と言う始末。根負けした私は『彼は既婚者だから、母さんに会わせることはできない』と正直に事実を伝えました」
衝撃的な愛さんの告白に母はすぐさま逆上したと言います。「不倫からは何も得られない」「あなたはいいように使われているだけ」と彼と別れるよう説得してきたそう。そんな母の言葉を聞き流していた愛さんに、この後予想もしない展開が待っていたのです。
母と不倫相手の密会を目撃…その時彼が放った驚愕の言葉とは?
「休日一人で買い物に行った時、私は信じられない光景を目にしました。なんと母と友也さんがカフェの窓際でお茶をしていたのです。
私の不倫をやめさせるため母が彼に接触したのだと思って…すぐに二人の元へ駆け寄り『母さん何しているの! 』『私は友也さんと絶対に別れないわよ』と言い放ったのですが…」
愛さんは、その場のただならぬ空気に嫌な予感がしたと言います。すると友也さんから信じられない言葉を聞かされることに…。
「『バレたのなら仕方ないな…もう君に愛情はないよ』『今、俺は真理子さんと付き合っているんだから』と言うじゃないですか。よくよく話を聞いてみると、彼は私のために母を注意しようと会う約束を取りつけたのだとか。
でも、友也さんはすぐに母のとりこになったそう。彼は『君たちはとてもよく似ている』『ちょっとした仕草がかわいいところがそっくり…年上好きの俺には真理子さんの方がぴったりなんだ』と涼しい顔をして。こともあろうに私は母に不倫相手を奪われてしまったのです」
突然彼に捨てられてしまった愛さん。友也さんと母が交際していると知った以上、もう実家にはいられないので、急遽家を出るしかなかったそうです。しかし、元々は愛さんが不倫に走ったことが原因なので、この結果は「自業自得」と言えるのではないでしょうか。
悲しみに暮れる愛さんにさらなる悲劇が襲いかかることを、この時は誰も知る由はなかったのです。
気になる後編はコチラをどうぞ。
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