もう我が子を会わせたくない…! 妻が猛烈に腹が立った「義母のひと言」

文・菜花明芽 — 2023.4.4
義母と良好な関係を築くのは並大抵なことではありません。嫁姑問題が起きた時に自分のことなら我慢できても、子どものこととなると義母を許せないと感じる人は多いようです。今回は“本当に腹が立った「義母のひと言」”をご紹介します。

〇〇ちゃんは息子に似ていて可愛いから、叱りたくないのよ

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「近所に住む義母が来た時の話です。義母が『子どもを見る』と言ってくれたので、私はその間に家事を済ませることにしました。すると、お兄ちゃんが使っていたおもちゃを弟が奪い取って子ども同士がケンカに。そこに仲裁に入った義母が『〇〇ちゃん(下の子)は悪くない! 』と何を思ったのか弟をかばったのです。

私が『お兄ちゃんがおもちゃを取られたんですよ』と言うと『〇〇ちゃん(下の子)は息子に似ていて可愛いから、叱りたくないのよ』と義母から衝撃の言葉を聞かされて。同じ孫なのに『息子に似ている』という理由だけで弟をえこひいきするなんて、当然許せるはずもなく…。お兄ちゃんへの悪影響を考え、これを機に義母と距離を置くことにしました」(亜実・仮名/29歳)

子どもが「両親のどちらに似ているか」とよく話題になりますね。しかし、それが原因で義母が孫を比較するなんてもっての外です。子どももある程度大きくなると大人の言っていることがわかるようになるので、義母には分け隔てなく接してもらいましょう。

ママにいじめられちゃった…おばあちゃんは何も悪くないのにね

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「久々に義母がうちにやって来ました。義母は『孫はやっぱり可愛い』と言いながら、娘をあやしていたのですが…。突然、子どもにお菓子をあげようとしたので『ちょっと待ってください! 』『まだ甘いものは食べさせていないんです』と義母を軽く注意。すると、義母はムッとした顔で『ママにいじめられちゃった…おばあちゃんは何も悪くないのにね』と子どもに向かって愚痴を言ったのです。

まだ子どもが幼くて、言葉の意味を理解できなかったからいいものの、平気で私の悪口を聞かせるので唖然として。子どもが成長してから同じようなことが起きたらたまらないので、何かと理由をつけて義母と会う回数を減らしました」(美結・仮名/27歳)

文句があるなら直接言えばいいのに、こともあろうか子どもを巻き込むなんて許せませんね。今後同じことが繰り返されないよう義母にきちんと意見するのもひとつの手です。毅然とした態度を取ることで意志の強さを示しましょう。

私は「おばあちゃん」なんて言われたくないのよ

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「うちには1歳になる子どもがいます。ずっと『あーあー』『うーうー』と言っていたのですが、最近私のことを『ママ』と呼ぶようになりました。それを知った隣に住む義母が『私は孫に名前で呼ばれたい』と言い出して。子どもに『△△さん(義母の名前)』と何度も繰り返し言い始めたのです。

どう呼ばせるかは義母の自由だと思っていたのですが、子どもがうまく名前を言えないでいると『違うでしょ! 』『私は、おばあちゃん、なんて言われたくないのよ』と怒鳴る始末。ただ子どもが一生懸命なだけに、それを見ていると痛々しくて…。義母が煩わしいので、きちんと子どもが話せるようになるまで会うことを控えました」(莉央・仮名/26歳)

義母が子どもに無理強いをさせているとなると親としてイラっとするのは当然ですね。「義母とわかり合えない」と思ったら、子どものために一定の距離を置くことも必要でしょう。これからのことを考えると角が立たないやり方がベストです。

以上、“本当に腹が立った「義母のひと言」”でした。

義母と揉めた時に、無関係な子どもが引き込まれたという経験がある人は意外と多いのではないでしょうか。子どもを第一に考えると、義母との関わり方を見直す必要があることも。どちらにしても義母とは長いお付き合いとなるので、付かず離れずの距離を大切にしましょう。


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