夫に隠れて“既婚者合コン”に何度も参加… 37歳妻がハマった「不倫の快楽」【前編】

文・塚田牧夫 — 2022.6.4
結婚してからも、色々な男性と出会う機会はあるでしょう。ただ、なかにはそういった場に自分から出向く人もいるようです。明世さん(仮名・37歳)は、以前に友人から誘われた合コンに参加し、そこから道を踏み外してしまったそう。いったい何があったのか、当時の話を詳しくうかがいました。

ママ友からのお誘い

「結婚して10年。息子も小学校に入り、一人で過ごす時間が増えるようになっていたときでした。

それまでは専業主婦だったので、“仕事でも探そうかな…”とぼんやりと考え始めていたところ、息子の幼稚園で知り合ったママ友から久しぶりに連絡があったんです。その連絡の内容はなんと、飲み会のお誘いでした。

ママ友に“合コン?”と尋ねると、“そう”と言うんです。私が合コンに参加したのは、もう10年以上も前のこと。当時は、王様ゲームなどで盛り上がる、テンションの高い会ばかりでした。

なので、“ノリについていけるかな…”と心配していると、“既婚者だけの落ち着いた会だから大丈夫”と言われ、暇を持て余していた私は軽い気持ちで参加することにしました」

既婚者合コンの幹事に出会い…

「そのママ友から、私は事前に合コンについての大体の説明を受けていました。人数は4対4で、場所は個室の居酒屋。そこで、しっぽりと飲む感じだと。

そしてもう1つ、幹事の女性についても説明されました。ふみ子さん(仮名)という女性で、“どういう人なの?”と聞くと、“貫禄のある人”と言われたので、私はてっきり大柄な人だと思っていたんです。

当日、合コンの前に女性だけで顔合わせをすることになり、1時間前にお店近くのカフェに集合しました。そこで、幹事のふみ子さんと対面。実際に会ってみると、ふみ子さんはイメージとは異なり、色白で華奢な女性でした。

私より2~3歳上ぐらいの印象で、すごく綺麗な人だったんですが、あまり表情が変わらず、喋り方にも抑揚がないので、何を考えているのかわからない感じでしたね。そのとき、ママ友の“貫禄がある”という説明に納得がいきました」

合コンの翌日にふみ子さんからLINEが…

「会場となったお店は、間接照明のともる雰囲気のいい場所。説明されていた通り、特にゲームなどをすることもなく、自己紹介をすませたあとは自然の流れに任せる感じで進みました。

大きな盛り上がりがあったわけではないですが、久しぶりに夫以外の男性と話したことで適度な刺激を受け、とても楽しかったんですね。最後にみんなで連絡先を交換し、穏やかに会は終了しました。

そして翌日、ふみ子さんからLINEが届いていたので恐る恐る開いてみたら、そこには“すごく良かった”というような私を褒める言葉がたくさん並んでいたんです」

合コンで会った男性と…

「ふみ子さんは“注文するタイミングが良かった”“店員さんへの対応が丁寧だった”など、かなり細かい部分を褒めてきました。思わず、“よく見ているな…”と思いましたね。

また、誰かからこんなに褒められるのは久しぶりだったので、すごく嬉しかったんです。そしてテンションが上がっていた私は、“今度の会も参加して欲しい”というふみ子さんのお誘いを、喜んでOKしてしまいました。

それからというもの、月に2、3回ほどふみ子さん主催の既婚者合コンに誘われるように。夫以外の男性と話せるうえに、おいしいものが食べられ、ふみ子さんにも褒められるため、とても気分が良かったんですよね。

次第に、家庭を壊さない程度なら大丈夫だろうと、合コンで知り合った男性と二人で会うように。そこから、その男性と男女の仲になるまでにそう時間はかかりませんでしたね。

そして、気づいたときには私は完全に、既婚者合コンと不倫にハマってしまっていたんです…」


既婚者合コンにハマった「明世さんに下った天罰」とは… 後編に続きます



“既婚者合コンにハマった不倫妻の告白”をご紹介しました。

明世さんは気づいたときにはもう後戻りできないほど、不倫の沼にどっぷりとハマってしまっていたようです。また、彼女は“家庭を壊さない程度なら大丈夫”と考えていたようですが、そもそも不倫は許されざる行為。こんなことを続けていれば、近い将来それ相応の罰を必ず受けることになるでしょう。

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