気づいたら不倫相手とホテルに… 真面目な“人妻”が「不倫にハマった訳」【昼顔妻の告白 前編】

文・塚田牧夫 — 2021.3.31
結婚してからも、友だちとの付き合いは欠かせないでしょう。特に、「ママ友」は子育てをするうえで、切りたくても切れない関係かもしれません。架純さん(仮名・38歳)はいたって真面目な主婦だったものの、ママ友とのつながりから不倫の道へ、足を踏み外してしまったそう。いったい何があったのか、詳しい話を聞いてみました。

そもそも、ママ友たちとの関係は?

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「話は2年前に遡ります。私には息子がひとりいて、当時は小学2年生。主婦業もだいぶ落ち着き、パートなどを始めたころでした。幼稚園のころから付き合いのあるママ友のグループがあって、久しぶりにランチに参加したんです。

集まったのは4人。近況などを伝え合い、すごく楽しい時間でした。すると終盤に、“今度飲み会があるから来ない?”と誘われました。続けて、“男性も来るから”と言うんです。所謂、既婚者合コンというもの。まったく興味はありませんでしたし、恐怖心もあったので断るつもりでした」

合コンに参加した理由は?

「みんな“友だちを作るのが目的”と口を揃えて言うんです。“視野が広くなる”とか“夫婦関係が良くなることもある”と言っていました。あと、“仕事につながることもある”とも。

当時の私は、パートではなく再就職を考えていたこともあり、いろいろ言われているうちにだんだん気持ちが揺れてしまい、参加することにしたんです。後日、グループLINEで日時と場所が送られてきました」

既婚者合コンの内容は?

「場所はオシャレな居酒屋で、階段をのぼり中2階にある個室で開催されました。私たちが部屋に入ると、すでに4人の男性が並んで席に着いていて、年齢は30代後半から40代。最初は警戒していましたが、歳も近く、意外と話しやすくて楽しくなっていきました。

そこで、弘樹さん(仮名・40歳)という男性と連絡先を交換しました。後日、食事のお誘いが来たんですね。どうしようかという相談をグループLINEでしたところ、それがものすごく盛り上がったんです。“羨ましい”“架純さんは美人だから”と口々に言われて……。誘われたことよりも、それが嬉しくてOKを出してしまいました」

どうやって不倫に発展した?

「最初に弘樹さんと食事に行ったときは、何もなかったんです。食事後、“このあと時間ありますか?”とは聞かれましたが、ご馳走してもらったお礼を言って家に帰りました。私はそれで満足だったんですが、グループLINEのみんなの反応は違いました。

“残念”と言われたんです。“次はこっちから誘ってみたら?”とまで言う人もいて……。そのうち私のなかに、みんなの期待に応えなければいけないという、変な義務感が生まれてきました。それで後日、私のほうから食事に誘い、その後、ホテルにも行ってしまったんです。今思うと、あのときの私はどうかしていましたね」

彼女が迎える結末とは…? 後編に続く

“真面目な人妻が不倫に堕ちたキッカケ”をご紹介しました。

集団心理が影響したのでしょうか。コミュニティのなかにいると、そこにいる人たちの思考や感情に感化されやすくなるのかもしれませんね。そうすると、何が正しくて何が間違っているのか、正しい判断ができなくなってしまうこともあるようです。

ママ友との付き合いを大事にすることも必要ですが、コミュニティ内に誤った価値観がはびこっている場合もあります。常に、「不倫はすべきではない」という当たり前の判断基準を、持っておかなくてはいけませんね。

©Taiyou Nomachi/gettyimages