ホテルから帰宅したら… 昼顔妻を待ち受けていた「ヤバすぎる展開」【前編】

文・並木まき — 2021.12.30
平凡な生活に嫌気がさし、夫への愛情も薄れていたとき。ほんの出来心でマッチングアプリに独身として登録し、不倫を始めてしまったという桃華さん(仮名・30歳女性)。最初のうちは不倫生活を謳歌していたそうですが、事態はとんでもない展開を迎えたそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、桃華さんに聞いた体験談をご紹介します。

夫とは結婚直後からレス状態

「夫は13歳年上。高収入で家柄もよく、人格者でした。でも、私はどうしても夫のことが好きになれないまま結婚してしまったんです」

“好き”という感情はなかったものの、スペックの高さに魅力を感じ結婚したという桃華さん。最初のうちは「夫を愛そう。自分は幸せ」と思い込もうとしたそうですが、夫にときめくこともなく、レス状態に。

「結婚して3か月後には、既にレス状態になっていました。でも、子どもが欲しかったわけではないので、その状態をどうにかしようとは思わなかったですね。むしろ、夜の生活はなければないほうがいいくらいに思っていました」

出来心で登録したマッチングアプリで運命の出会いが…

しかし結婚生活が1年を超えた頃には、そんな毎日にウンザリしてしまい、出来心でマッチングアプリに登録。

「最初は、既婚者であることを隠して登録しました。そうしたら、いろんな男性からアプローチがきて、その中のひとりが私のタイプだったので、会ってみることにしたんです」

桃華さんは、相手の男性と対面したその日に「実は既婚者だ」と伝えたそう。すると、相手はそれを了承したうえで「俺も君のことがタイプだから、よかったら大人の関係にならないか」と提案され、桃華さんはこれを了承。

「そこから私は、すっかり不倫にのめり込みました。夫との生活で満たされなかったものを、不倫相手と会うことで満たしていたのが自分でもよくわかりましたね。
夫は私に無関心だったので、不倫相手とデートや旅行をするのもそれほど難しくなく、かなり頻繁に会っていましたね」

不倫相手とのデートを終えて帰宅したら…

しかし、不倫相手とのホテルデートを終えて帰宅したある日、桃華さんが予想もしなかった展開が待っていました。

というのも、普段通りに帰宅したところ、なぜか家の鍵が開かなかったそう。「おかしいな?」と思いながら、何度か鍵をドアに入れるも、びくともせず…。

どうしたものかと困っていると、まだ仕事から帰ってきていないはずの夫が中からドアを開けて出てきたそう。

実は夫は、桃華さんの不倫をずっと前から知っていて、桃華さんが不倫デートから帰ってくる前に帰宅し、桃華さんの不倫について話し合いをするつもりだったのでした…。


不倫がバレた結果、「桃華さんに下った天罰」とは…!? 後編はこちら



既婚者にもかかわらず独身と偽ってマッチングアプリに登録し、そこで出会った相手と不倫をしてしまう人もいます。たとえそれがほんの出来心だとしても、不倫は不倫。

そうなると、最終的に幸せな結末を迎えることは極めて稀で、多くはドロ沼な展開を迎えます。いくら結婚生活に不満を抱いていたとしても、それは不倫をしていい理由にはならないのです。

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