“この誓約書覚えてる?”… 不倫夫が怯えた「妻からの報復LINE」4つ

文・塚田牧夫 — 2021.10.4
突然ですが、もし夫の不倫を知ったら正気でいられるでしょうか? ショックのあまり、夫に対して恨みを抱くこともあるかもしれません。なかには、夫への報復を企てる人もいるようです。今回は、不倫がバレた男性たちに、恐怖を感じた“妻からの報復LINE”を教えてもらいました。

1:「この誓約書覚えてる?」

「以前、不倫というか、軽い浮気をしてしまい、それが妻にバレたんです。なんとか謝って、許してもらえた…と思っていたんですが、後日妻から『この誓約書覚えてる?』と、写真を添えたLINEが送られてきました。

それは妻とまだ付き合い始めた頃に書いた、“浮気したら100万円払います”という誓約書でした。

こんなの取っておいていたんだ…と思いましたね。100万円ではないものの、かなり高いバッグを買わされました」ヤスシ(仮名)/34歳

交際中、しかも付き合って間もない頃なら、こんなやり取りをしている人もいるかもしれませんね。何か記録が残っているようなら、いずれ役に立つかもしれないので、捨てないほうがいいのかもしれません。

2:「帰りに離婚届もらってきて」

「不倫がバレ、妻に激怒されたことがあります。『出て行って』と言われ、しばらく家に帰れませんでした。

その後、友人宅やビジネスホテルを転々として、1週間ほどしたときにようやく『帰ってきていいよ』というLINEが来たんです。

やっと許してもらえる…と思ったんですが、『帰りに離婚届もらってきて』と言われ、ゾッとしました」サトル(仮名)/28歳

奥さんなりの警告だったんでしょう。もう次はない…ということでしょうね。この男性も気を引き締めたはずです。

3:「24時間以内に私を見つけないと…」

「以前、職場の後輩と不倫をしてしまい、それが妻にバレました。ちゃんと話し合おうと思い、仕事終わりに急いで家に帰ると、妻がいなかったんです。そのうち帰ってくるだろうと待っていました。

すると、『なんで連絡してこないの?』というLINEが…! 『家で待っていた』と返すと、『24時間以内に私を見つけないと、不倫のことを会社にバラす』と来たんです。

慌てて各所に連絡しましたよ。実家やら友人の家やら、『妻が帰ってこなくて』となるべく核心に触れないようにして、相手に尋ねました。

13時間後に、ようやく共通の友人の家にいるのを発見。なんとか最悪の事態は免れました」コウタ(仮名)/31歳

職場にバレれば、自分の立場が危うくなり、相手の女性もタダではすみません。旦那さんも気が気ではなかったでしょうね。ただ、今回は必死の捜索がなんとか実って、間一髪免れたようです。

4:「もう地元に帰れないね」

「妻とは地元が同じで、高校の頃からの付き合いです。上京して結婚し、10年以上になります。

あるとき、僕が浮気をしてしまい…。それが妻にバレて、必死で謝りました。

次第に、許してくれそうな気配が漂ってきたときです。ふと昼休みにスマホを見たら、地元仲間のグループLINEに通知がめちゃくちゃ届いていました。その前に妻からも届いていたので開いてみると、『もう地元に帰れないね』と。

グループLINEを見たら、僕の浮気がバラされ、罵詈雑言を浴びせられていました。あれはキツかったです」アキラ(仮名)/34歳

共通の友人が多いと、こういったケースも起こり得ます。周囲との関係改善のためには、パートナーの協力が必須となるでしょうね。

不倫夫が怯えた“妻からの報復LINE”を紹介しました。

不倫した夫のことを許すとしても、夫が2度と同じ過ちを繰り返さないようにしたいところ。すると、かなりキツめの警告が必要になるようです。

なお、夫の不倫における一番の被害者は妻であることに間違いありません。そもそもこんなLINEが届く前に、夫は自分の罪に気づき、早く目を覚ますべきでしょう。

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