【大きな声はもう卒業】#5 喘ぎ声の正解は “我慢声” にあり!?
【女は心で濡れる】vol. 5
息づかいと漏れた声が色っぽい
「女は心で濡れる」と言う合言葉に、官能エッセイスト紫深(sisin)がお送りするSEXコラムです。第5回目は、どんな喘ぎ声が男性の興奮をそそるのか、考えてみたいと思います。
男性は視覚と聴覚でエッチする
まず本題に入る前にお伝えしたいことが、男性と女性では大きくSEXに対して捉え方が違うということ。女性は気持ちがオープンになっていたり、相手のことが心から好きだと、それに比例してSEXも充実してくる傾向にあります。しかし男性は、どれだけ彼女が好きでも、それとは目で見たり耳で聞いたりしながらモチベーションを上げていくんですよね。それを証拠に、男性がエッチな気分になったときは、アダルトビデオを見るというような脳に直接刺激を与えることをします。
女性がエッチな気分になると、「彼氏に会いたいな」「人肌に甘えたいな」と心が満たされたいと感じるはず。そう、彼の気持ちを盛り上げるためには、目と耳に刺激を与えなければならないのです。
気持ちいいのを、グッと我慢。
それを踏まえて、普段のエッチを思い出してみましょう。今回は喘ぎ声ということで、聴覚に働きかける方法です。
みなさんは、無意識に声を出していますか?それとも、盛り上げるテクを入れていますか?私がいつも気をつけていることは、イク寸前の声以外は、我慢し続けるということなんですよね。全く声を出さずに無言という意味ではなく、口を開けて言葉を発しないようにするのがポイント。声が出そうになったら口を閉じて見てください。「ん…」と苦し紛れの吐息だけが、溢れるはず。届きそうで届かない我慢声で、彼のハートは鷲掴みにされていくことでしょう。
大きな声はイクときだけ♡
声をずっと我慢し続けるのは、苦しくもあると思います。しかし、我慢するほど、女性の息が荒くなるので「ハアハア…」だけが部屋に響いて、雰囲気も◎。一見大きな声を出す方が、彼が興奮するのでは?と思いがちですが、大きな喘ぎ声には冷めてしまうという意見も多々あるんですよね。もしも大きな声を出すなら、あなたがイクときはOK。「自分で我慢することが、どうしてもできない!」というところで、口を開けて喘いでみてください。ずっと我慢していたあなたの声が、イクときにだけ聞ける。そんな特別感を出すことで、彼はあなたをイかせるためにあの手この手で、サービスしてくれるはずですよ♡