今回、アンアンが「シルクラボ」に依頼したDVDのテーマはズバリ、“SEXでキレイになる”。
「私自身は単に、セックスをすれば綺麗になれる、というものではないと思うんです。肝心なのは、好きな人とコミュニケーションをとることの大切さ。体を重ねることでお互いの存在を強く意識できたり、いつもよりずっと素直になれたり…そんな瞬間こそが気持ちいいんだよ、ということをみなさんに伝えたいと思いました」
今回用意した3つのストーリーは、まさに男女の気持ちがやさしく触れ合う瞬間を描いたもの。
「誰かを好きになり、綺麗になって、毎日が楽しくなって…。それは、すごく素敵な循環だと思います。3つの作品を見て、『私もこういうことがしたい』と、ときめいてもらえたら嬉しいですね」
さらに、DVDに登場する2人の大人気エロメンにもお話を伺いました。まずは東惣介さんです。
「僕はまだデビューして間もないので、先輩やアンアンさんの足を引っ張らないように、少しでもくらいついていこうと必死でした。だから、芝居を意識する余裕なんてまったくなく…ほとんど素に近い姿だったと思います。
今回の作品では、学生時代からの気の合う友だち関係から、恋愛モードに入る瞬間のスイッチに注目してほしいですね。アンアン読者の方にも一度や二度、いや三度や四度はそんな経験があるんじゃないでしょうか。…女友だちとのキスですか? 正直、そんな経験もありますね(笑)。キスが大好きなので。父親に「すべての女性を愛せ」と言われて育ったのもあって、地球上すべての女性が恋愛対象というか…なんかスミマセン。
でも今回のテーマのとおり、セックスをする女性は綺麗だと僕は思います。だからこそ、性にオープンな女性がもっと増えてくれるように、これからも活動していきたいです。エロは地球を救う!」
続いて、有馬芳彦さんです。
「今回僕が演じたのは、仕事に疲れたアラサー女性を癒す、年下の男・陽太。実はちょうどハタチくらいの時に、29歳の女性とお付き合いをしていたことがあって、その時の記憶が少しだけ蘇りました。相手の愚痴を聞いたり、よくマッサージもしてあげてたなあ…。だから、僕にとってはわりとリアルな設定というか。でも、仕事を頑張っている女性は、すごく愛らしいというか、男としては癒してあげたい気分になるんですよね。
少しマンネリ気味だったカップルの、久しぶりのセックス。しかもそれが、朝ですからね(笑)。明るいもんだから自然と全部が見えてしまうし、お互い照れもあるけれど、だんだん気持ちも高まっていって。ため息や沈黙も含め、二人の息づかいを感じてほしいです。
僕、甘え上手でしたか? ありがとうございます。末っ子なんで、甘えん坊なんですよ。仔犬みたい、ですか…うちの犬が僕にそっくりだって、よく言われます(笑)。」